1917年、アメリカ・アリゾナ州の鉱山労働者であったホーマー・キャンベルは、〈リーバイス(Levi’s®)〉で販売されていたリベット留めの「501®オーバーオール」を穿いて、仕事に励んでいたそう。
3年間、日曜日以外の週6日穿き続けた結果、当然ながらボロボロに。同ブランドが当時掲げていた「破れたら無料で新しい一本を交換する」という宣伝を見つけた彼は、自分の「501®オーバーオール」を梱包し〈リーバイス〉に郵送したのでした。
ホーマーから送られてきたものは〈リーバイス®〉が所有するアーカイブ初期のコレクションのひとつに認定。世界で最も〈リーバイス〉をボロボロになるまで毎日履き続けた男といっても過言ではないかもしれません。
前置きが長くなりましたが、今回発売されるのはそんな究極の1本を忠実に再現したもの。名付けて「Homer Campbell 501®」です。
ホーマーによって施された独特なパッチワーク、交換されたボタン、ステッチはすべて妥協なく表現されています。
シルエットは、ハイライズで比較的細身なストレートフィット。デザインが効いているので、シンプルなトップスと合わせるだけでもかっこよく着られます。
ちなみにこちらは、元ネタとなった1917年頃の「Levi’s® 501®」。
1950年代に行われた「ディズニーランド」のオープニングイベントから、2019年にドイツにある国立美術館「Bundeskunsthalle」で行われた展示など、世界中のさまざまな場所で展示されてきました。
ちなみに、「Homer Campbell 501®」は、1920年の日付とアリゾナ州の消印が押されたヴィンテージ風の小包で手元に届くうれしいサービスも。
今回、ご注意いただきたいのが購入方法。〈リーバイス®〉レッドタブTM会員限定で、12月21日(木)より先行販売が実施されます。12月20日(水)23時までに会員登録を済ませた方だけが、先行販売の案内をメールでゲットできるそう。
登録はこちらからお早めに!
先行販売で完売となった場合は一般販売が行われる予定はありませんので、気になる方はいますぐに。買い逃しのないようチェックしておきましょう。