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白銀の立山に描かれた2本のシュプール。マウンテンハードウェアから、冬の幕開けを彩る最新映像が届きました。

ふわふわのパウダースノーと、視界一面が雪で覆われた幻想的なモノトーンの世界。冬のリアルを五感全てで体験することができるバックカントリーは、スキーヤー・スノーボーダーにとって憧れのひとつであることは間違いないでしょう。

今回、本格的なシーズンを前にいち早くバックカントリーに挑んだのは〈マウンテンハードウェア(Mountain Hardwear)〉アスリートチームの水間大輔さんと吉田啓介さん。向かった先は日本アルプス立山連峰の西端に位置する「大日岳」です。

プロスノーボーダーの吉田啓介さん(写真左)と、水間大輔さん(写真右)。

1993年にアメリカ・カリフォルニア州で設立された〈マウンテンハードウェア〉。創業当時から変わらないコンセプトは「8000mを超える過酷な山でも使える、高品質で耐久性のあるウェアおよびエキップメントを作る」こと。

すべての製品において「耐久性があり、信頼性が高く、高品質であること」を第一とし、そのために数々のプロダクトテストや、クライマーやアルピニスト、またさまざまなマウンテンスポーツジャンルで活躍するアスリートの声を元に開発を行ってきました。固定概念にとらわれない挑戦を原動力として、フィールドで信頼できるタフな製品を作り続けています。

標高3000m級の山々が連なる立山は、日本海から流れてくる雪雲が多くの降雪をもたらし、その驚くほど多い積雪量がゆえに、12月から4月中旬までの期間はアクセスルートが閉鎖されています。そのため、立山でバックカントリーを楽しめるのは積雪から封鎖までのわずかな時間。

入山初日は悪天候のため停滞を余儀なくされるものの、その翌3日間は完璧なコンディションに見舞われ、最高のパウダーセッションに。

ゲレンデと異なり全く圧雪されていない、ありのままの雪山。見下ろした先にはただ絹のように滑らかな一面の銀世界が広がり、振り返ると2人が描いたシュプールのみがまっさらなキャンバスに彩りを加えます。

もちろん自然と相対するため常に危険とは隣り合わせ。その分、日常生活では経験し得ないような、感動的な情景がそこには広がっているのです。

立山でのバックカントリーを終え、水間さんはこのように語ります。

「日本のスノーシーズンのスタートと言えば秋の立山。日本でも1番早い時期にアルパインエリアでのビックラインを狙える場所で、僕とケイスケは初めてのセッションを迎えました。地元立山で最高のコンディションを予測し、狙いを定め当てにいった大日岳。奇跡的な条件が整ったこの2日間はまさに”BIG DAY”となりました」

「日本でまだまだ知らない場所はたくさんあってローカルを巡るトリップをしたかったんです。今回は初めての秋の立山で、360度アルパインの宇宙空間の中にライフラインがしっかり整備されていて、全てが新鮮でした。立山を知り尽くしているローカルの大ちゃんの完璧なセットアップと雪の良いコンディションが重なって最高なシーズンインを迎える事ができました。日本の秋のトップクオリティーは立山にある事を知るトリップになりました!」

水間さんとだから成し遂げられた奇跡とも呼べる数日間を、吉田さんはこのように話してくれました。

この奇跡的な数日間は、5分48秒の映像にまとめられ世界へ向けて発信されました。2人のスノーボーダーの生き様と、自然の美しさとリアルがふんだんに詰め込まれた映像は一見の価値ありです。ぜひに。

Riders_Daisuke Mizuma & Keisuke Yoshida
Directed and Edited_Kiyomasa Kawasaki
Title Caligraphy_Hiloki Tanaka
Photography_Masatoshi Horiuchi

INFORMATION

Mountain Hardwear

映像プロジェクト「BIG DAY」特設サイト
公式サイト
公式インスタグラム

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