もともと、アメリカ西部発祥のウエスタンスタイル。街でもウエスタンブーツやウエスタンシャツなどをちらほら見かけるし、日本でもトレンドとして注目され続けていますよね。
今回、手元に届いたのは、そんなウエスタンスタイルから着想を得た〈ドクターマーチン(DR. MARTENS)〉の新たなコレクション。その名も「ゴシック・アメリカーナコレクション」です。
流行に従うだけではなく、独自の解釈を加え表現し続ける〈ドクターマーチン〉。今回はシューズ7型、バッグ1型の豪華ラインナップでお届けします。早速、アイテムと一部とルックの一部を見ていきましょう。
こちらは、アイコニックな「1460」8ホールブーツをベースに、ホワイトステッチの刺繍とガンメタルの金具でアレンジしています。
また、脱ぎ履きが簡単なアンクルジップとハイライトストラップが付いているのもうれしいところ。アッパーには柔らかで軽量なワナマレザーを使用しているので、足にもすぐに馴染んでくれます。
そして、ボロネクタイから着想を得たコンチョがアクセントになった10ホールブーツも登場。まさに今回のコレクションを体現する、印象的な1足です。
先ほどご紹介した8ホールブーツと同じく、アッパーにはワナマレザーを使用。シャープなシルエットながらソールは厚底になっているので、スタイルアップも叶います。
さらに、ブーツのイメージが強い〈ドクターマーチン〉ですが、こんなミュールサンダルもあるんです。ちなみに、こちらのモデルは、JORGEと書いて“ホルヘ”と読むそう。
ワックス加工を施したアトラスレザーを使用しているので、よりクールな印象に。靴下と合わせてコーディネートを楽しむのもよいかもしれません。
バッグにも、クロスステッチやコンチョがデザインとして取り入れられていて、随所にウエスタンの要素が見られます。
丈夫なスムースレザーとキエフレザーでつくられているので、使い込んでいくうちに味が出てくるのもまた一興。ちょうどいい大きさと、使いやすいデザインの塩梅だから汎用性も高いアイテムとなっています。
今回のコレクションは、このほかにも魅力的なアイテムが揃っているので、全貌は公式オンラインサイトからチェックしてみてください。
そして、ルックのモデルとして迎えたのはロンドン出身のアーティストのDENZEL HIMSELF。
彼がこれまでにリリースした作品はすべてセルフプロデュースであり、それに伴うビジュアルはすべてセルフディレクションによるもの。まさに〈ドクターマーチン〉が大切にする自己表現の素晴らしさを体現するのに最適な人物でもあります。
ウエスタンスタイルをしっかりと表現しつつ、リアルクローズにうまく落とし込んだ今回のルック。お手持ちのワードローブでスタイリングを楽しんでみてください。
世界中で、長きに渡って愛され続ける〈ドクターマーチン〉の媚びないスタイルから学ぶことは多くありそう。今後も注目していきたいブランドのひとつです。