自然への愛情を題材としたアートを通じて、束の間の休息を。i GALLERY OSAKAにて⼩川洋平の個展が開催されます。

抽象的でライトなムードを放ちつつ、石造の建物、優雅にそびえ立つヤシの木、大きな石など、存在感のあるモチーフを描く小川洋平さん。

その作品に施された軽快なタッチと繊細な色使いからは、サーファーとしての顔も持つ彼と自然の対話から生まれる穏やかな心を感じます。

そんな小川さんの個展が、2月3日（土）より「i GALLERY OSAKA」にて開催されるとのこと。

アートを通して癒しを提供し、現実の荒波のなかで見失いがちな希望を取り戻す手助けをしたい、そんな小川さんの想いから「Kindness to the Eyes」と名付けられています。

会場に展示されるのは、新作のキャンバス作品、約30点ほどの瓶の作品。さらにはNOTEWORKSとの共作も。

いずれも昔は賑わっていた街が衰退していく姿をみてきた幼少時代の回想をもとに描かれていて、変えがたい現実への不安と同時に未来への期待が表現されています。

まさに世界情勢、政治的な緊張、能登半島地震、飛行機事故など、不安定な時世に立ち向かう現状とリンクするものがあるのでは。

初日の2月3日（土）17:00〜20:00にはレセプションパーティも開催されるようなので、お近くの方はぜひ立ち寄ってみて。

アートを鑑賞することで時を忘れ、ゆったりと流れる時間をお楽しみください。