時を遡ること1998年。〈オークリー（Oakley）〉の歴史に名を残す革新的なデザインのアイウエアが誕生しました。
専用の機械と膨大な電力を用いて気が遠くなるほど複雑なプロセスを踏み、およそ6年もの歳月をかけて誕生した「Mars X-Metal Leather」は、いまもなお語り継がれるブランドを象徴するモデルのひとつ。
その伝説的な1本が、長い時を超えて現代に蘇ります。
Mars X-Metal Leatherv ¥369,380
驚くのは、アイウエアの製造工程とは思えない緻密な作業。
ロケットのエンジンパーツを製造するのに使用される最先端技術や、複雑なフレームの原料（粉末）を高出力のレーザーで溶解するダイレクトメタルレーザー焼結（DMLS）プロセスを使用することで、ほかとは一線を画す極上のフィット感が提供されるんだとか。
また、手作業で1本ずつ縫い付けられたフレーム外枠のスエードレザーは着用するほどに手に馴染んでいき、近未来的なデザインに新たなエッセンスを加えてくれるアクセントとしての役割も果たしています。
本作の開発に携わったクリエイターたちは、このようにコメントを残しています。
ひとつのコンセプトを中心にサイエンスとアートを融合したのが、Mars開発のきっかけとなりました。唯一無二のアートともいえるこの伝説的なアイウェアは90年代のカルチャーを定義する存在となり、映画の中やバスケットボール選手が着用する姿が印象的でした。未来的なデザインは当時、時代の先を行くもので、常識を覆すデザインでした。2025年オークリーはブランド創立から50周年記念を迎えます。ブランドの数あるアーカイブの中からMarsを復刻し、ブランドのDNAを蘇らせることは、オークリーの世界をさらに拡大してくれるでしょう。
ブライアン・タクミ（オークリー ブランド ソウル&クリエイティブ部門 バイスプレジデント）
初代Marsは、単なるフレームとしてではなく、狂気ともいえる探求心と技術の象徴としてこの世界に誕生し、クリエイティブデザインの極限を超えました。丸いレンズのシルエットは、アイウエア業界では定番で伝統的なシルエットと捉えられがちでした。Marsもデザインの図面上は丸いレンズのシルエットであることに違いはありませんが、丸いフレームシルエットと聞いて想像しうるあらゆるイメージを覆します。一目見てオークリーだと認識できるアイコニックで美しいデザインに、過剰なブランディングは不要でした。今回発表されたMarsは真の意味で過去と現在が融合したアイテムと言えます。
ニック・ガーフィアス（オークリー プロダクトデザイン部門 バイスプレジデント）
当時を知る人には懐かしく、現代を生きる人には斬新な1本は、「オークリーストア 渋谷店」にて数量限定で発売中。
アイウエアの常識を覆す伝説の1本を、くれぐれもお見逃しなく。
