「浜松ゆかりの芸術家」として、近年活発な動きを見せる写真家の若木信吾。表現のフィールドは写真だけにとどまらず、映画制作、出版物制作、書店運営など自らの活動領域を積極的に拡張してきた、パイオニア精神溢れるアーティストです。
そんな若木は、平成26年度の浜松教育文化奨励賞を受賞し、記念の顕彰事業として昨年10/10~11/4まで浜松市の「鴨江アートセンター」で個展を行っていました。
そしてこの度、さらなる集大成とも呼べるだろう大規模な個展が「浜松市美術館」にて開催されます。
「若木信吾写真展 Come&Go」と題された本展は、1997年からこれまでに撮影してきた「著名人」のポートレート群や、新作の「写真家」のポートレートシリーズを中心とした構成です。
写真家・若木信吾が辿ってきた20年におよぶ歩みを、まるごと振り返ることができる内容となっております。「浜松発、世界へ!」とはポスターに印字されたコピーですが、それが誇大表現ではないくらいの活躍を見せている若木信吾の生き様を、どうぞ見に行ってみてください。
Text_Ryo Komuta
若木信吾写真展 Come&Go
会期:9月10日(土)〜10月7日(金)
場所: 浜松市美術館
住所:静岡県浜松市中区松城町100-1
観覧料(前売料金):一般800円(600円)、高・大・専門学生500円(300)円、中学生以下無料。
時間:09:30〜17:00(最終入場は16:30まで)
休館日:月曜日 ※ただし9月19日(月・祝)は開館、9月20日(火)は閉館
主催:浜松市、中日新聞東海本社、株式会社静岡朝日テレビ
特別協力:丸八不動産グループ
企画協力:後藤繁雄事務所+G/P gallery