〈トモアンドシーオー（Tomo&Co.）〉といえば、エアソールを搭載したシューズがアイコニックですが、今回紹介する新作はいつもとは趣向の異なるアプローチで制作されました。
ブランド初となるゲストデザイナーとして、〈バル（bal）〉の蒲谷健太郎さんを迎えたモデルです。
業界きってのスニーカー愛好家として知られる蒲谷さん。インスタグラムで紹介されている数多くの私物のシューズを見ると、その守備範囲の広さと深さが分かるはず。そんな蒲谷さんと〈トモアンドシーオー〉がつくったのは、ご覧のトレッキングシューズです。
とりわけ印象的なのは、アッパーのデザイン。スエードとナイロンオックスを組み合わせ、ラバーのトゥキャップを採用したそれは、素材の切り替え方と配置がピカイチ。水や泥の侵入を防ぐブーディー構造と相まって、時流を捉えながら、ありそうでないという絶妙な落とし所になっています。
また、「ビブラム」製のトレッキングソールを採用し、現代的なアップデートが加えられているのもポイント。
蒲谷さんが考案した色の切り替えが特徴の2カラーと、〈トモアンドシーオー〉デザイナーの小野崎朋孝さんによるオフホワイトとブラック、この4色で展開されます。足元で遊ぶなら前者、シンプルにいくなら後者でしょうか。甲乙つけがたい出来栄えなので、自分のスタイルに合う一足をどうぞ。
〈トモアンドシーオー〉のオンラインサイトで発売中です。
