トレンチコートと並ぶ、〈バーバリー〉のアイコニックなアイテムにケープがあります。今年2月にロンドンで行われたランウェーショーは、1点もののクチュールケープを纏ったモデルたちがフィナーレに登場。長い歴史のなかで築かれてきたクラフトマンシップがドラマチックに表現されました。
このクチュールケープに焦点を当てた展覧会「THE CAPE REIMAGINED」が7月20日（木）から東京・渋谷で行われます。この企画は、2月のショー終了後、ロンドンでスタートし、ソウル、ニューヨーク、ミラノ、ロサンゼルスなどを巡回。アート作品とも言えるケープが間近で見られるイベントとして話題を集めました。
ケープの中には、仕立てに約560時間のとても手間の掛かるものや153,000以上のハンドステッチで縫われたものもあるそう。さらに、素材もブランドのアーカイブから採用されたレースやコットンを始め、チュール、フェザー、クリスタル、フェルトウール、タッセルといった意外性のあるものも使われています。
本展では、ケープに焦点を当てた20部限定のビジュアルブックも販売。〈バーバリー〉のクリエイティビティを感じることのできる絶好の機会になっています。ファッション好きはもちろん、ファッションを志す若者にも観てほしいイベントです。
Text_Ryo Muramatsu
THE CAPE REIMAGINED
会期：7月20日（木）〜7月30日（日）
会場：CASE B
住所：東京都渋谷区神宮前6-16-26
時間：11:00〜19:00 ＊最終日のみ17時閉館
入場料：無料
バーバリー・ジャパン
電話：0066-33-812819
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