1892年にフランスのプゾージュ地方の靴職人パトリック・ベネトゥと息子たちが創業した〈パトリック(PATRICK)〉。
1970年代には様々なジャンルのスポーツシューズを手掛けた〈パトリック〉は、現在、兵庫県姫路市の国内屈指のスニーカー生産量を誇る工場で1足ずつ丁寧に生産(ハンドフィニッシュ)されています。
コレクション中、ほとんどのモデルにレザーが使われてますが、工場のある姫路市は国内最大の革の生産地でもあり、その利便性を生かして、良質なレザースニーカーを製造しけています。
そんな〈パトリック〉が先日イタリア・フィレンツェで開催されたピッティ・イマージネ・ウォモに2018SSコレクションを出展。また、2017年9月にデビューする新カテゴリー「New Roots」を、一足早く欧州でローンチしています。
取扱は「I251225」や、「Ricchetti」など欧州の有力店にて。やはりヨーロッパ生まれのシューズはヨーロッパの街にフィットしますね。
「New Roots」にはイタリア人デザイナーのステファノ・デル・ビオンデを起用。そのネーミングの通り、オリジナルモデルをベースに現代的なエッセンスを加えたデザインには、世界中のファッション業界人の注目が集まっていたそうです。
また、6月からはフランス・パリの「1LDK」にて取扱いを開始。12月にはイタリア・ミラノの百貨店「リナシェンテ」においてポップアップストアの展開を予定しているそうです。
ヨーロッパにて広がりを見せる〈パトリック〉。ここ東京での本格展開を楽しみにしておきましょう。
Text_Taiyo Nagashima
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