日本では7年ぶり。現代美術家のロッカクアヤコの展覧会が、GALLERY TARGETで開催されます。

5月と8月に上海と成都での美術館展示、9月にはベルリンでの個展、いずれも大盛況のうちに幕を閉じ今後の活動に大きな弾みとなる2023年を過ごした、現代美術家のロッカクアヤコ氏。

そして迎えた2024年。7年ぶりとなる日本国内での展覧会が、4月5日（金）より原宿の「GALLERY TARGET」にて開催されます。

ロッカク氏といえば、絵筆を使わずに手に直接絵の具をつけ、段ボールやキャンバスに描き始める独自のスタイルで知られていますが、この展覧会に向けて、キャンバス作品での新しい色使いに取り組んでいるんだとか。

これまでの色彩のシャワーを浴びているような新鮮な感覚はそのままに、一貫して存在する浮遊物や生命体、不可分な抽象と具象の色を組み換えることによって、見る者が持っている想察に心地よい誤差を生じさせる作品群が制作されています。

新作のキャンバス、カードボードの作品の展示に加え、2023年に上海の「LONG MUSEUM」で発表されたブロンズ作品も展示。さらに、上海での展示作品を集めた作品集と本展覧会に合わせたブロンズのエディション作品も発表予定とのこと。

また5日（金）から始まる展覧会に合わせて、4日（木）18:00より誰でも来廊可能なオープニングレセプションも行われるので、気になる方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

ポジティブなエネルギーが宿ったロッカク氏の新作を、ぜひ直接その目で確かめてみてください！