先日パリで発表された〈ジースター ロゥ(G-Star RAW)〉のアドバンスドな位置付けのラインである〈ジースター ロゥ リサーチ(G-Star RAW Research)〉。
実用的で機能的なデザインに、美しいミニマリズムが融合した〈ジースター ロゥ リサーチ〉のデザイン哲学は最新コレクションでももちろん健在です。また、3回目となる最新コレクションではメンズだけではなく、ウィメンズが初めて登場しました。
エクルカラーと手染のインディゴカラーという2色を軸に、プレゼンテーション形式で発表された最新コレクション。Calico denim (カリコデニム)といわれる素材をそのまま生かした状態で構成されています。
また、シルエットやシェイプにも再解釈が加わり、デニムやジャケットの他に新作ジーンズである「Spiraq(スピラック)」も登場しました。
さらに44色に手染された新作アイテムの展示もあり、デニムの慣習に対して常に挑み続ける〈ジースター ロゥ〉の姿勢が強くアピールされた発表となりました。
クリエイティブ・ディレクターのアイター・スロープの言葉を借りれば「慣習と革新を衝突させることによって誕生したプロトタイプは、未来のG-Star RAWのメインコレクションの原型となっていきます」というわけで、〈ジースター ロゥ リサーチ〉のエッセンスが、近い将来に〈ジースター ロゥ〉のデザインに活かされるだろうことを明示しています。そのアウトプットも楽しみですね。
ちなみにこのコレクション。2017 年12 月中旬より世界中の厳選されたコンセプトストアにて取り扱われる予定です。いまは座して待ちましょう。
Text_Ryo Komuta
G-Star International
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