自宅にも、別荘にも、そしてホテルにもなる「NOT A HOTEL」。“暮らし”の考え方を刷新する同サービスは着実に成長を続け、4月には6拠点目となるNOT A HOTEL KITAKARUIZAWAがついに開業を迎えました。
豊かな自然に囲まれ、自分だけの時間を堪能できる北軽井沢。そんなリゾート地に誕生したのは、〈ホワイトマウンテニアリング〉の相澤陽介さんがディレクションしたヴィラ、その名も「BASE」。自宅のような安心感と、ホテルのような非日常さが同居する新しい形の暮らしの拠点、ここではその全貌をお届けします。
「BASE」の特筆すべきポイントは、バリエーションの豊富さ。サイズはS・M・L、カラーはブラックとナチュラルが用意され、それぞれのライフスタイルに合った住居を選べるようになっています。着心地がいい服を選ぶのと同じように、居心地がいい家を選ぶ。ありそうでなかったラインナップが、ファッションデザイナーならではの視点で実現しました。
全サイズに共通するのは、三角屋根のデザイン。正面は一面ガラス張りになっていて、家の中と外の境界線を感じさせないつくりに。室内でくつろいでいるときでさえ、大自然のなかにいるような感覚を味わえます。
さらに、オーナーの宿泊体験を高めてくれるのが「NOT A HOTEL」ならではのテクノロジー。宿泊の予約はもちろんのこと、チェックインの手続きもスマートフォンひとつで完結するから、ホテルとは違い、誰にも干渉されることなくプライベートな時間を過ごすことができます。これが「NOT A HOTEL」が自宅のように感じられる理由のひとつ。
また、室内の照明や空調、家電のコントロールなどはスマートホーム化されていて、スマートフォンや備え付けのタブレットから操作可能となっています。
それぞれのヴィラに置かれている〈フリッツハンセン〉のグランプリチェアは、相澤陽介さんがデザインしたテキスタイルを使用したオリジナルデザインに。外履きにも、室内履きにももってこいな〈スブ(SUBU)〉のサンダルにも同じパターンが採用されています。
これらは一般販売される予定はなく、「BASE」のためだけに制作されたそうで、インテリアや小物へのこだわりが感じられます。
ファッションと建築、自然とテクノロジー。さまざまな掛け算によって生まれたNOT A HOTEL KITAKARUIZAWA「BASE」。今年の夏から一般のホテル予約も受付開始する予定なので、ぜひここにしかない宿泊体験を堪能してみてください。