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ロープで魅せる、無限に広がる表現の可能性。ジャクリーン・サーデルの日本初個展がGallery COMMONで開催されます。

アメリカ・シカゴで生まれ、現在もシカゴを拠点に活動を続けるテキスタイル・アーティストのジャクリーン・サーデル(Jacqueline Surdell)が、日本では初となる個展「Bliss!」を「Gallery COMMON」で開催します。

自作している壁画サイズの織機を用いて、縦糸の隙間を何キロもある工業用の縄を編み込み、巨大かつ立体的な作品を制作しているサーデルですが、本展覧会では約1ヶ月間日本に滞在して影響を受けた日本庭園や街並み、そして風景を、工業用ロープ等を巧みに編んで異素材と組み合わせる事で立体的に表現。

2mを超える大型作品から小作品まで、こだわり抜いた表現法でギャラリー内に展示されるようです。

反復的で手間のかかる工芸的な手法への関心は、何年ものあいだバレーボールをプレーしてきた経験、そして生まれ育ったシカゴの産業や労働の歴史がルーツ。

1ヶ月あまりの滞在制作で生まれた新作から、風景、身体、そしてスピリチュアリティの関係を探求し続ける大型の彫刻作品とインスタレーションを中心に、会場に繊細かつ大胆な展示の数々が並びます。

特定の場所における俯瞰と、まさに「ここ」や「そこ」にいることの物理的な実体験とに起きる変容をめぐる私の思弁であり、思案を声に出してみたようなものです。作品は、親密さと距離の間にあるスペースを探りながら、ジャンルとしての風景について考える新たな方法の探求です。(コメントより一部抜粋)

会期は5月25日(土)〜6月23日(日)までの約1ヶ月。絵画と彫刻の境界をゆうに超える彼女の作品群を、ぜひ会場に足を運んで直接ご覧ください。

INFORMATION

Jacqueline Surdell 「Bliss!」

会期:5月25日(土)〜6月23日(日)
場所:Gallery COMMON
住所:東京都渋谷区神宮前5-39-6 B1F
電話:03-6427-3827
時間:12:00〜19:00
休日:月・火曜
Gallery COMMON オフィシャルサイト

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