東京・大岡山に拠点を置くクリエイティブスタジオ「デムグッドプロダクション(DAMNGOOD PRODUCTION)」。過去に「1LDK」とコラボした際、フイナムの記事でもご紹介しています。
シルクスクリーンを得意とする彼らが、実験・研究を重ねて発見した新たな技術や手法。それらを用いてアイテムをリリースしたのが本プロジェクトです。
第一弾となる今回は、コラボレーションアイテムを含め全3型のTシャツをラインナップしています。それでは早速ご覧いただきましょう。
Struggle Kaokun Tee ¥9,900
まずは、イラストレーター・中山信一氏とタッグを組んでつくった1型から。ボディは高温で洗いをかけ、シルバーと透明なブルーのインクを重ねることでレイヤーの上下が判別できない不思議な仕上がりとなりました。
このTシャツは、以前行われた「代官山 蔦屋書店」でのイベントで完売となった人気アイテムだそう。手に入れられなかった方はこの機会にぜひ。
Hanabi Tee ¥9,900
また、「デムグッドプロダクション」のメンバーであり、造形作家としても活動する森田智仁氏のペインティングを落とし込んだTシャツもラインナップ。3種類のグレーを使って描かれたこちらのイラストは、シンプルながらも濃淡により奥行きを感じます。あえて控えめに落とし込まれたメッセージ性のあるグラフィックも見逃せません。
こちらはガーメントダイのボディを採用しているので、ほどよいムラ感も楽しむことができます。
Tools Tee ¥9,900
よく見ていただくと分かる通り、このTシャツには彼らの必需品であるシルクスクリーンに使用する道具がプリントされているのです。
メンバーが愛用する道具をコントラストを付けて撮影し、0.1mmの線画グラフィックに。プリントするときは2種類の版を使用し、0.01mm単位で発生する滲みを考慮して刷り圧を調整するなど、手の込んだ一作です。
こちらもガーメントダイのボディを使用しています。ちなみに、彼らのTシャツはすべて、オリジナルのボディで製作しているというのも特筆すべきポイント。ものづくりに対するストイックな姿勢がうかがえます。
オブジェのように積み上げられたシルクスクリーンの版と彼らのバックボーンでもあるストリートダンスカルチャーを融合させたルックは、クリエイティブカンパニー「Cekai」所属の田川優太郎氏が撮影しています。
今回ご紹介したアイテムはすべて公式オンラインサイトから購入できるので、気になる方はインフォメーションよりチェックしてみて。