8月から幕を開けた、〈リベレイダース〉の24年秋冬コレクション。今シーズンは中国・雲南省をシーズンロケーションに設定し、ディレクターMei Yongのルーツを探るコレクションが完成しました。その4thドロップにラインナップする新作がこちらです。
いわゆる1stと呼ばれるシルエットを、現代的にモディファイしたデニムジャケット。無骨な面構えはそのままに、ゆったりとした着心地が新鮮です。そして、これまで〈リベレイダース〉のデニムジャケットは加工が施されていましたが、今回、初めてとなるワンウォッシュタイプが登場。
経年変化を味わうか、買った瞬間から味のある色落ちを楽しむか。甲乙つけがたい2つの選択肢が用意されました。
デニムジャケットの組下として登場するのが、こちらのサルエルベイカーパンツ。外付けのパッチポケットなど、デザインはベイカーパンツのそれですが、ブランド定番のサルエルパンツのシルエットをベースにすることで、ありそうでない仕上がりに。ちなみにワークウェア然とした見た目ですが、生地はライトオンスで軽く、シーズンを問わず着用できます。
続いては、少しかしこまった場所にも重宝するテーラードジャケットとワンタック入りのスラックス。吸水速乾、抗菌、UVカット機能を備えたストレッチ生地を採用し、シルエットはほどよくルーズに。フォーマルすぎない生地感とシルエットは、カジュアルシーンでも活躍してくれます。
こういった類のアイテムはケアが手間になりがちですが、これなら自宅で洗濯もできてデイリーユースにもってこい。
アメリカ海兵隊のシャツから着想を得た、10オンスのデニムシャツ。ウォッシュ加工によって、着古したような味わいが演出されています。
前見頃には、ハンティングジャケットのような大容量のポケットを配置。また、背中には24AWのシーズンロケーションである雲南省の民族の刺繍をオマージュした柄があしらわれています。
硫化染料のコットンツイルを使用したペインタータイプのBDUパンツ。定番の6ポケットパンツよりやや太めのシルエットに仕上げ、カゴ洗いによる独特な風合いがポイントです。
右膝にはOGロゴのワンポイント刺繍、左裾にはユーティリティポケットを配すなど、独自のアレンジも。ウエストはゴムと紐で調整可能なリラックス仕様になっているのも嬉しいところ。
コットンツイルを使用したバケットハットは、フロントにLRロゴのフェルトワッペン、サイドには折り鶴の刺繍をオン。シンプルなデザインと深めのシルエットは、ユニセックスで楽しめます。
〈ミヨシラグ(MIYOSHI RUG)〉との初となるコラボアイテムとして、玄関マットサイズのラグがラインナップ。ブランドロゴとスローガン“DESTINATION UNKNOWN”がポップに表現され、互いのよさを引き出しあった一品となっています。
ちなみに〈ミヨシラグ〉のプロダクトは、タフティングという製法で職人が1点1点キャンバスに絵を描くように手作業で柄を打ち込んでいます。今回のアイテムから温かみを感じるのも、それが理由。玄関に置いておけば、帰ってきたときにほっと心が落ち着くのではないでしょうか。
今回ご紹介したアイテムは、9月13日(金)より発売スタートです。