膨張表現やオマージュを用いて現代における物事や感情、ストーリーを描き下ろす画家・Sablo Mikawa(サブロミカワ)氏。
以前、こちらの特集記事で自身のキャリアのはじまりや独自の表現技法、作品のインスピレーション源について語っていただきましたが、そんな同人物による新たな個展『Bitter With the Sweet』が、11月30日(土)から開催されます。
会場となるのは、2022年7月に開業した現代アートを幅広く取り扱う神宮前のコマーシャルギャラリー・HIRO OKAMOTO(ヒロ オカモト)。
今回の個展では“日々の味“をテーマに掲げつつ日々の暮らしや絵画制作のプロセスにフォーカスし、今という時代を生きるうえで大切にしていることを表現した作品を展示。
時代のスピード感の中で自分と闘う場面、息をつく場面が描かれていて、いずれも“焦燥と平穏”、“悲哀と歓喜”、“孤独”という感情のコントラストが垣間見える、Sablo Mikawa氏らしい絵画となっています。
草原に寝転ぶ保安官、瞑想する犬、葛藤する心と闘うファイヤーマンなど、これまで手がけてきたシリーズ作品の新作が数多く登場するので、くれぐれもお見逃しなく。
INFORMATION
Sablo Mikawa Solo Art Show『Bitter With the Sweet』
会期:11月30日(土)〜12月15日(日)
場所:HIRO OKAMOTO
住所:東京都渋谷区神宮前3-32−2 K’s Apartment 103
hirookamoto.jp