昨年2023年に創立90周年を迎えた自動車メーカー・日産。「他のやらぬことをやる」という精神のもと、時代を切り拓き、クルマと技術の力により人々の生活を豊かにするような、ワクワクするドライビング体験と革新的な技術を提供し続けています。
そんな価値観に共鳴し、今回異色のコラボレーションを実現させたのがファッション業界を牽引する「ビームス(BEAMS)」です。“Happy Life Solution Communities”を掲げる同社にとって、本コラボは必然の出来事だったのかもしれません。
まずはこちらのムービーからどうぞ。
第1弾として2024年1月に「東京オートサロン2024」で発表し注目を浴びた、「ビームス」がカスタマイズを監修した「ルークス」をベースにしたコンセプトカー「ROOX BEAMS CUSTOMIZED CONCEPT」。
第2弾となる今回は、“市販化してほしい”というお客さまからの声に答える形で、「ビームス」監修によるオリジナルデザインをまとった、「エクストレイル」「セレナ」「日産サクラ」「ルークス」「ノート」「デイズ」の全6モデルの特別仕様車が台数限定で発売されます。
この企画のデザインは、「ビームス」のサーフ&スケートのバイヤー兼〈エス エス ズィー(SSZ)〉ディレクターの加藤忠幸氏がディレクションを担当し、“DENIM TRIBUTE”と題されています。
ファッションにおいて“本当に良いものに裏表はない”という思想を反映し、裏返しにしたデニムを再現したシートカバー生地が最大のポイント。
加えて、ヴィンテージデニムの特徴である、通称“赤耳”を座面にあしらい、「ビームス」のピスタグやシートに配された大小のポケットなど、ジーンズのデザインを車両の内装に落とし込んだデザインになっています。
ボディカラーは、各モデルごとにデザインが調和するカラーを設定し、フロントグリルやドアミラーをはじめアルミホイール、ボディサイドなどにアクセントカラーとしてビームスを象徴するオレンジや、デニムから踏襲したネイビーを採用。
インテリアやエクステリアには、ビームスのロゴを随所に施すことで、さりげないながらもファッションと調和する特別な6台に仕上がっています。
今回のプロジェクトに関して、デザインを担当した加藤氏は以下のように語ります。
ビームスが追求するのは、普段着のカッコよさです。ファッションにもルールがありますが、私たちはその掟を少しずつ破ることで、カッコいいの定義を拡大してきました。
裏デニムを再現したシートカバーを採用したこれら特別仕様車は、日産が培ってきたノウハウと、ビームスに宿るファッションの美学が融合し、本質から共鳴した企画ができたと実感しています。
デニムにフォーカスした理由としては、ファッションにおいて欠かせないアイテムであり、着れば着るほど馴染んでくるという最大の魅力と車が生活の一部であるということがリンクするのではないかと感じたからです。また、洋服選びと同じようなワクワクを感じてもらうためセルビッチやパッチポケット、さりげないアクセントのピスタグなどジーンズのデザインをシートに多く反映しています。
特別仕様車の購入には、日産WEBサイトより事前のお申し込みが必要となります。気になる方は以下のインフォメーションよりご確認ください!