有数のリゾート地として知られるインドネシアのバリ。思い浮かべるのは、美しい海とビーチ、雄大な自然、古代から続く古代遺跡といったイメージですが、実はヨガや瞑想が盛んに行われている聖地でもあるのです。
リゾートの賑やかさ、精神世界を追求する静寂さ。この地が持つそんな2つの側面を、〈リベレイダース(Liberaiders)〉は25年春夏コレクションを通じて表現します。
シーズンテーマは「quiet the mind and the soul will speak(心を静めると魂が語り出す)」。ディレクターのMei Yongはバリを舞台にした理由をこう語ります。
ぼくは大陸生まれで日本に来て初めて島国文化というものに触れ、当時からそういったものに興味があり、ハワイや沖縄、サイパンやグアムなどいろいろな場所に行ってきました。当時バリについては周囲にサーファーが多かったので、サーフスポットとしてのイメージが強くありましたが、なぜ今回バリをテーマにしたかというと、自分も年を重ねるにつれて自然に精神世界について興味が湧いてきていました。そういった文化について調べていくうちに、バリには若い頃に思い描いていた、サーフスポットとしてだけではなく、ヨガや瞑想等の聖地であることを知り、〈リベレイダース〉としてバリ島をテーマにすることに決めました。
誰もが知るバリではなく、実際に足を運び、現地のひとたちと交流するなかで見えた本当のバリ。その旅の記録を形にしたのが、こちらのアイテムです。
BE HERE NOW HOODIE 各¥19,800
8.0オンスのパーカには、ヴィンテージ感のあるフロスト加工を。バックを飾るのは、禅の教えやマインドフルネスの思想の大切さを表現したグラフィックです。その周囲に書かれたメッセージは、“あなたが必要とする次のメッセージは、常にあなたのいる場所にある”という意味。バリでの瞑想の体験をグラフィカルに表現した1枚です。
BE HERE NOW TIE DYE HOODIE ¥23,100
同じデザインでムラ染め加工を施したものもラインナップします。
NEW DOOR HOODIE 各¥19,800
こちらのパーカには、背中に“OPEN YOUR NEW WORLD”の言葉とそれに紐づいたグラフィックをオン。自分を見つめて新たな扉を開くといった、ヨガの思想にも通じるメッセージを込めたデザインです。
VINTAGE WASH CREWNECK 各¥24,200
80年代の西海岸のスタイルをイメージし、ヴィンテージ感のあるフェード加工を施したスエット。ブランドのスローガンであるDestination Unknownを両袖にチェッカー柄のようにプリントし、遊び心を感じる1枚に。
COMPOSTION CREWNECK 各¥24,200
同じくヴィンテージ加工が特徴のスエットですが、こちらは某バンドをオマージュしたグラフィックがあしらわれています。襟、袖口のリブ先にもダメージ加工を施し、〈リベレイダース〉が大事にする音楽との結びつきを感じるアイテムです。
HANDWRITING PRINT CREWNECK 各¥24,200
こちらのスエットには、 手書きした〈リベレイダース〉のモチーフが各所に散りばめられています。オマージュは、80sのオールドスケートカルチャー。退色したボディや襟と袖口のダメージ加工も相まって、誰かが大切に着続けてきたような温かみを感じる仕上がりになっています。
バリをテーマに完成した〈リベレイダース〉25年春夏コレクションの1stドロップには、この5型のスエットとパーカが並びます。発売は1月31日(金)から。