靴作りを地場産業とする浅草から、日本を代表する熟練した職人たちと共に生みだされる〈フォルメ（forme）〉のシューズ。そのベースとなる木型やパターン、構造はデザイナーである小島明洋さん自身が設計し、職人と密にコミュニケーションをとりながら形成されていきます。日本人の足型に合わせたフィッティングの良さが最大の魅力で、飾って置いておくだけでも絵になるような綺麗で長く愛せる靴を提案しています。
そんな〈フォルメ〉から、新作モデル「Rainy」が登場。ローカットとハイカットの2タイプでの展開で、その名の通り雨の日にも履ける革靴として提案しています。これまでレザーソールのみで展開してきた同ブランド初のラバーソールは、日本国内での使用は初となるソールテック社（アメリカ）のものを採用し、ヒールにはカナダのビルトライト社のモデルを組み合わせ、濡れた路面に対してのグリップ力を確保。
アッパーの素材には、牛革にワックス（ロウ成分）を多量に浸透させたホーウィン社（アメリカ）のものを使用。防水革という訳ではありませんが、浸透したワックスにより雨を弾き、またミンクオイル等で手入れをすることでより防水効果を発揮し、また経年変化も十二分に楽しめます。さらに取り外し可能な雨よけのキルトも付属。見た目のアクセントとしての効用もありそうですね。
forme Rainy（Low Cut）¥65,000+TAX
forme Rainy（High Cut）¥67,000+TAX
全体的に程よくボリュームがありますが、〈フォルメ〉特有の美しいラストはもちろん健在。ぜひお近くの取り扱い店舗で手に取ってみてください。
Text_Jun Nakada
forme
住所：東京都台東区今戸2-3-12 1F
電話：03-6240-6558
www.formeofficial.com
