さまざまある大阪の名所のなかで、いま最もトレンディな場所といえば「グラングリーン大阪」です。
ご存知ない方のために説明すると、この大型商業施設があるのはJR大阪駅北側。昨年9月に北館や芝生広場などが先行オープンし、この3月ついに南館の営業もはじまりました。
南館には2つのラグジュアリーホテルの他、55のショップ&レストランが入ることでも注目を集めています。
そんな場所の1階に店を構えたのが〈ポール・スミス(Paul Smith)〉です。関西に出店するのは6年ぶりなのだとか。
間口の広い真っ赤なファサードから店内に入ると、そこにはメンズとウィメンズの品々がずらり。
カラフルな什器が店内のアクセントに。
ゆとりのある空間に服、バッグ、シューズ、革小物などが、きれいにレイアウトされているから見やすく、ゆっくり買い物が楽しめます。
このショップの魅力は、ホームアイテムの品揃えを充実させたところ。取り扱いは、クッション、ラグ、ルームフレグランス、レザートレーといったリビングを彩るものから、エプロン、タンブラー、ティーバッグトレー、ランチョンマットなどのダイニングやキッチン周りのものまでさまざま。
〈ハーマンミラー〉製のイームズとジョージ・ネルソンの椅子には〈ポール・スミス〉×〈マハラム〉の特注ファブリックを使用。
〈ポール・スミス〉らしい色使いのクッション。
ステーショナリーも充実。
このショップ限定のトートバッグ(¥5,500)、タンブラー(左から¥7,150、¥5,500、¥4,950)、ティーバッグトレー(¥2,200)、ランチョンマット(¥1,980)、エプロン(¥6,600)など。
〈ザ・ラグ・カンパニー〉とタッグを組んだラグは見本を用意。5サイズから選べるそう。
スペシャルアイテムである〈マハラム〉の生地を使ったトートバッグ(¥88,000)、レザートレー(¥24,200)、コースター(¥6,600)。
トートバッグやレザートレー、コースターに使われているテキスタイルは、長年〈ポール・スミス〉とタッグを組む、アメリカのテキスタイルブランド〈マハラム(Maharam)〉のもの。そして、ラグも長年のコラボレーターである〈ザ・ラグ・カンパニー(The Rug Company)〉とタッグを組む特別な品です。
少し先ですが、4月26日(土)から5月12日(月)までの間、英国発の〈ニワキ(NIWAKI)〉とコラボしたガーデニングツールもこのショップに並ぶといいます。
ここでしか買えない限定品もさることながら、大小のアート作品が余白なく飾られたレジ周りにもご注目ください。これは〈ポール・スミス〉のショップのシグネチャーともいえる、絵画や写真などで構成されたアートウォールで、ミロやマティスといった有名アーティストの作品から、ポール・スミス自身が撮影した写真まであり、狭小の美術館といってもよさそうです。
レジを囲む壁に飾られたアート作品の数々。
春の花見の季節、〈ポール・スミス〉の新しいショップに並ぶ色とりどりの品々が訪れるひとを待っています。
ポール・スミス グラングリーン大阪
住所:大阪市北区大深町5-54 グラングリーン大阪 南館 1F
電話:06-7165-8286
ポール・スミス オフィシャルサイト
Instagram:@PaulSmithJapan