テーラリングから見た、ポール・スミスの60年。ブランドの原点に迫る展覧会が間もなくスタート。

厳格なイギリスのスーツの世界にユーモアを持ち込み、独自のスタイルを築いたブランドといえば〈ポール・スミス（Paul Smith）〉です。

今回アナウンスされた展覧会「写真を囲むフレーム：ポール・スミス テーラリングの60年」は、ブランドの歴史を紐解く上でもいい機会になると思います。

ポール自身はスーツを「写真や絵画を囲むフレームのようなもの」と例えます。

この展覧会では〈ポール・スミス〉のストーリーの中心にある、 テーラリングの過去と現在を紹介。アーカイブピースやデザイナーのフィロソフィーの紹介、映像コンテンツなど、さまざまな視点でその魅力に迫ります。

会場に併設されるショップでは、2024年秋冬シーズンの品々を発売。写真のメンズスーツはこの展覧会を記念したもので、裏地にはこれまでのコレクションの中でも人気の高いプリントがあしらわれています。

また、ウィメンズでは美しいフローラルプリントのシャツやスカートなどをラインナップ。

メンズスーツ ¥132,000

ウィメンズのアイテムは上からシャツ ¥40,700、¥79,200、プリーツスカート ¥61,600

今年は〈ポール・スミス〉にとって節目の年でもあり、日本に初の路面店ができてから40周年、ウィメンズコレクションが誕生してから30周年です。

このタイミングに行われる本展のスタートは、10月2日（水）。会場は「表参道ヒルズ」の地下3階「スペース オー」です。