〈ラコステ(LACOSTE)〉が持つ新たな可能性を示した、昨年10月のランウェーショー。舞台はパリ10区にある「旧ベルジェール・トルデーヌ電話交換所」でした。
これを指揮したのは、2023年にクリエイティブディレクターに就任したペラジア・コロトロス。
彼女は2025年春夏コレクションをつくるにあたり、ブランドの創業者ルネ・ラコステが映った、1920年代の写真からイメージを広げたといいます。
そこにあったのは南仏のビーチで友人とバカンスを楽しむ様子。彼がテニスコートで見せる姿とはまた違う、解放的でリラックスした姿でした。
これを参考にコロトロスがデザインしたのは、フォーマルとカジュアル、スポーツとレジャーの間を行き来するようなウエアたち。
ポロシャツ ¥99,000、ジーンズ ¥85,800
メンズではルネが愛したクラシックなブレザーを機能素材を使ったショーツと組み合わせたり、ウィメンズではフェミニンかつスポーティなデザインを巧みに取り入れたり。
〈ラコステ〉には欠かせないテニススタイルやワニのロゴも混ぜながらコレクションの輪郭を描いています。
そんな特別な品々が3月20日から〈ラコステ〉の日比谷店と公式オンラインストア、セレクトショップ「ロク アオヤマ」で発売されています。
普段、ぼくらがよく目にする定番的なものとは表情の違う品々。新しいエネルギーにあふれる、〈ラコステ〉のクリエーションを店頭で確かめて。