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栗原道彦フリーバイヤー(?)1977年生まれ2010年に有限会社ロストヒルズを退社。2011年よりフリーでの活動を開始(?)。

クリちゃんがイクッ。

栗原道彦
フリーバイヤー(?)

1977年生まれ
2010年に有限会社ロストヒルズを退社。
2011年よりフリーでの活動を開始(?)。

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What is most popular size of sneaker?

2007.08.09

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今日、ご紹介するのはコチラのスニーカー。


ナイキの名品、「LDV」。
なぜ今回、コレをご紹介するかというと。
このLDV、前回の仕入れ時にLAのフリマで買ったんですが、その時のエピソードがちょっと面白かったんです。
僕がコレを買った時はすでにけっこう遅い時間(と言ってもLAのフリマでいうところの遅い時間。午前7時くらい。)ですでにダッフルバッグも持っておらず、そのまま片手にぶら下げて歩いていたんです。
しばらく歩いていると、顔見知りのメキシカンディーラーがこのLDVを見て興味津々。

メキシカンディーラー(以下メ)「すげえの持ってるな。ソレ今日買ったのか?」
栗「そうだけど。」
メ「お前、それにいくら出したんだ?」
栗「○○○ドルだよ。」
メ「激安だな!俺、同じヤツを昔400ドルか500ドルくらいで日本人に売った事あるぜ。でもソレでかいな。サイズいくつ?」
栗「11だけど。」
メ「なーんだ、でかいからその値段だったんだ。ちなみにソレのいいサイズって今いくら位するんだ?」
栗「いやいや、11って日本じゃかなりいいサイズだよ。下手したら9よりこっちの方が人気あるくらいだし。だから俺が払った○○○ドルが今の相場なんだって。確かに昔は高かったけどね。」
メ「嘘だよ。日本人の足がそんなにでかい訳ないだろ。」
栗「昔は確かに9くらいがベストサイズだったけど、今の若い子とかはスニーカーは大きめに履くから、10から11くらいが一番の人気サイズなんだよ。」
メ「ふーん、そうなんだ。でもそんな程度のいい70’sナイキがそんな値段なのはがっかりだね。こんなにモノがないのにさ。」

そうなんです。多くのディーラーたちは未だに日本人にとってのスニーカーベストサイズは8~9位だと思ってるんです。
このディーラーみたいに「昔のスニーカーブーム時にはスニーカーを探してたけど、最近はモノが出なくなったんであまりさわってないヤツ」なんかはほぼ間違いなく。
でもナイキ、アディダス、プーマ、ヴァンズetc....など、ほとんどのメーカーのサンプルが未だにUS9で作られているって事は、やっぱり世界の標準は今でもそのくらいのサイズなんですかね?

そうそう、もうひとつ昔から不思議なのが、ほとんどのアメリカ人がスニーカーを「テニスシューズ」って呼ぶ事。
なんででしょう?バッシュだろうとジョギングだろうとスケシューだろうと、スニーカーは全てひとくくりで「テニスシューズ」。
僕の中で永遠の謎です.....


ちなみにコチラのLDVはお値段¥26,040。韓国製で、両足の踵に若干ダメージがあるのと紐が変えられている以外はかなり程度良しです。

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