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栗原道彦フリーバイヤー(?)1977年生まれ2010年に有限会社ロストヒルズを退社。2011年よりフリーでの活動を開始(?)。

クリちゃんがイクッ。

栗原道彦
フリーバイヤー(?)

1977年生まれ
2010年に有限会社ロストヒルズを退社。
2011年よりフリーでの活動を開始(?)。

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Losthills X MT.RAINIER DESIGN WORKS。

2007.11.10

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さて昨日のブログでお伝えしたとおり、今日は別注企画第2弾のご紹介を。
今回は「MT.RAINIER DESIGN WORKS」に別注を掛けてナイロンジャケット2型を作成。
このブランド、今年2007年にスタートしたばかりのニューカマーなんですが、実はあの「SIERRA DESIGNS」のファクトリーブランド。なのでその実力は折り紙付きです。


コチラはUS ARMYの「M-48 FIELD PARKA」をベースに素材を「60/40」クロスに変更、シルエットを若干細めにしてアップデート。
ちなみに「M-48 FIELD PARKA」とは皆さんお馴染みのモッズパーカの初期型に当たるモデルで、それ以降の「M-51 & M-65 FIELD PARKA」と比べると、「アームポケットの有無」、「一体式のフード」など様々な仕様の差があります。
せっかくの古着屋別注なので、モッズパーカの中でも一番マニアックなモデルをチョイスしました。

M-48 FIELD PARKA
カラー:MUSHROOM、NAVY、BLACK
サイズ:S、M、L(JAPAN SIZE)
プライス:¥33,600(税込み)
デリバリー:11月下旬


そしてコチラは同じくUS ARMYの「ECW PARKA」1stジェネレーション(フード非収納型)をベースに、素材を「60/40」クロスに変更。
「ECW PARKA」とは「エクストリーム(またはエクステンデッド)コールドウェザーパーカ」<Extreme(Extended) Cold Weather parka>の略で極寒地用パーカという意。
日本で通称GORE-TEXパーカと呼ばれているモデルですが、本国アメリカではこの「ECW PARKA」という呼び名が恐らく一番ポピュラー。
ちなみにこの「ECW PARKA」はアメリカ陸軍の極寒地用パーカとして65年~80年代まで採用されていた「M-65 FIELD PARKA」の後継モデルに当たり、80年代後半から現在に至るまで採用され続けているかなり息の長いモデル。
またコチラはオリジナルでは1stジェネレーション後期型のみに採用されている、デタッチャブルのアクリルファーが付く仕様になっています。

ECW PARKA
カラー:GREEN、WHITE、BLACK
サイズ:S、M、L(JAPAN SIZE)
プライス:¥31,500(税込み)
デリバリー:11月下旬


上記のようにアクリルファーはお好みで着脱可能。(この仕様は「M-48 FIELD PARKA」にも流用していますので、2型共にアクリルファーは着脱可能となっています。)


首元のタグは本家「SIERRA DESIGNS」のパロディ。
ちなみに山の形はアメリカ、ワシントン州にある「MT.RAINIER」のシルエットに変更してあります(笑)。
もちろん「60/40」クロスの証もしっかりと装備。

コチラは本日より原宿店店頭にサンプルを展示中、もちろん予約も受付けています。
昨年の別注「SIERRA DESIGNS」ステンカラーコートは予約でほぼ完売。買い逃してしまった方も多かったようなので気になる方はお早めにどうぞ。

Comments: 2

以前、このブログでシェラデザインのパナミントジャケットを紹介されていましたが、シェラに偽物は存在するのですか?最近、古着屋でオリジナルのパナミントを購入したのですが破格の値段だったので心配です。栗原さんの古着講座で判別法など、よろしければ紹介していただけませんか??

僕もシェラの偽物は見た事ないですね。
しかもまだマンパだったら偽物が存在してもおかしくないような気がしますが、パナミントの偽物はさすがに作る業者もいないような...
もしも買値が安かったからという事だけで心配されているんであれば問題ないかと。
というのもこの辺のシェラはお店によって評価、価格にかなりの開きがあるので、いまだに安い値段を付けているところもたまにあるので。
なのでタグや縫製がしっかりしていれば大丈夫だと思います。

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