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加水分解するモノ。しないモノ。
2008.05.25
スニーカー好きの天敵といえば加水分解。
僕も過去に、ナイキ エアエスケープⅡ、NB995オリジナル、アディダスGSG9君の臨終を見守った悲しい経験があります。
なぜ今回、加水分解について書こうと思ったかというと、やはり皆さん、この問題はかなり気にされているようなので。
<New Balance 576 MADE IN USA DEAD STOCK, SIZE: 8D, ¥18,690>
コチラは576で最もポピュラーな「C-CAP」をミッドソールに採用しているので、加水分解せずに長く履いていただけます。(ただしヒールカウンターはフットロッカー別注オリジナルと同様、将来的には経年劣化してしまうと思いますが。)
この加水分解という問題、もちろんメーカー側も承知しているはずなんですが、それでも改善をしないのはやはりクッション性でポリウレタンに勝る素材が他にないからなのか?それとも意図的にユーザーの定期的な買い替えを狙っているからなのか?気になるところです。
<NIKE AIR REVADERCHI W/BOX, SIZE: 9, ¥31,290>
コチラもそのほとんどが加水分解によってお亡くなりになられている初期acgの中で数少ない、今も履ける素敵な名品エアリヴァデルチ君。こないだ復刻されましたが、個人的にはオリジナルカラーが出なかったのが残念でした。
ちなみに他にポリウレタンを使用していない、今も履ける初期acgといえばAIR TERRA ACG、AIR MOWABB、AIR MOWABB PLUS、AIR REVADERCHI Ⅱくらいですかね。
かなりマニアックなモデルですが、リヴァデルチと同型のアウトソールを持つAIR WYOMINもしっかり加水分解します。それとAIR ESCAPEⅢも見た目は問題ないように見えますが、サイドに貼ってあるラバーの内側にポリウレタンが使用されているのでご注意を。
そうそう、加水分解してしまったNB1300が靴箱に眠っているという方はコチラを参照。
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