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栗原道彦フリーバイヤー(?)1977年生まれ2010年に有限会社ロストヒルズを退社。2011年よりフリーでの活動を開始(?)。

クリちゃんがイクッ。

栗原道彦
フリーバイヤー(?)

1977年生まれ
2010年に有限会社ロストヒルズを退社。
2011年よりフリーでの活動を開始(?)。

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ZO3。

2009.06.21

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さて、入荷後最初の商品紹介はコチラの象さんから。

blogphoto21jun09 007.JPG
<ELEPHANT FOOTSTOOL "MADE IN ENGLAND & SOLD BY A & F CO." ¥210,000>
コチラの象さん、60年代頃にイングランドの老舗メーカーによって生産され、当時は高級デパートメント・ストアだった「アバークロンビー&フィッチ」で販売されていたモノ。
アウターの素材は恐らく豚革で、インナーは鉄&木製のフレームをベースに木くずを詰めて作られています。

mvfooss.jpg
この動物型フットスツール、その歴史は20年代まで遡り、当時、ロンドンの老舗高級デパート「リバティー」で販売されていた豚革製ラゲッジを生産していた職人が、その余り革で試しに豚型のモノを作成、同デパートで販売したのがその始まりだそうです。

fsfasff.jpg
アメリカでは60年代から80年代にかけてアバクロで販売されていたようで、上画像は同デパートの63年カタログの1ページ。
ちなみにコチラで紹介されている動物君たちの内、前述した通り豚さんがこのメーカー最初の作品で、象さんは50年代末頃、このシリーズでは2番目にデザインされた動物だそう。

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片耳の裏には「MADE IN ENGLAND」、もう片耳の裏には「A & F CO」と、この子がアバクロで販売されていた証がしっかりと刻印されています。
ちなみにこの販売店ロゴの刻印、「リバティー」では70年代中頃までに生産、販売されていたモノにしか入らないようなので、この象さんも恐らくソレ以前に作られたモノじゃないかと推測。

blogphoto21jun09 020.JPG
気になるコンディションですが本体の程度はかなり良く、この胴体部分にある引っ掻き傷が唯一それなりに目立つダメージかと。

blogphoto21jun09 012.JPG
ただ残念ながら尻尾付け根にダメージがあり、ソチラはほぼ「取れる寸前。」といった感じになってしまっています。。。
ただ、それ以外はかなり完品に近い状態だと思います。またプライス的にも正直、最近の相場と比べるとかなりリーズナブルなお値段じゃないでしょうか?
サイズ等、気になる方は、是非お気軽にお問い合わせください。

Comments: 2

used sneakerの通販は可能でしょうか?

vansさん、質問ありがとうございます。
通販ですが、基本的にはスニーカーも可能です。
ただ雑誌、当ブログ等で、コンディション等の詳細が分かる画像を載せているモノのみお受けしています。
また返品、交換等はお受けできませんので、予めご了承ください。
宜しくお願い致します。

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