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栗原道彦フリーバイヤー(?)1977年生まれ2010年に有限会社ロストヒルズを退社。2011年よりフリーでの活動を開始(?)。

クリちゃんがイクッ。

栗原道彦
フリーバイヤー(?)

1977年生まれ
2010年に有限会社ロストヒルズを退社。
2011年よりフリーでの活動を開始(?)。

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I found lot of old varsity sweaters! but I couldn't buy them。

2011.03.28

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本日は日曜日ということで何処も夕方にはクローズ。明日もこの街で用事があるために移動も出来ず、アメリカ出張中としては珍しくゆっくり晩飯食べて早々にモーテルにチェックイン。
その後はのんびりとネットなんかを観てあんぐりしてました。

さて、今回はいつもとちょっと変わった変則ルートでの買付けのため&原発事故の関係で、初日は「成田→関空→LA→シスコ→某都市」と飛行機を乗り継ぎ、その後は深夜から朝に掛けて5時間ほど田舎をドライブ。
最初の目的地に到着するまでに約28時間も掛かりスタートから若干お疲れモードだったんですが、朝イチから目が飛び出るような状況に出くわしました。
ソコはフリマみたいな場所だったんですが、一人テクテクと歩いているとテントの中一面にレタードセーターやらスタジャンをゴッソリ掛けている汚いおっさんのブースを発見。
興奮して小走りで辿り着くと、なんと商品のほとんどが30〜50'Sで、レタードだけでも数十枚はあろうかというボリューム。で、しかもゴチャゴチャと並べててかなりぞんざいな扱い。
内心、「コイツは初っ端からビッグマネーや!」と心を躍らせながらも冷静を装い、とりあえずパッと目に付いたチョイボロ黒Vのパッチ付き30'Sセーターの値段を尋ねると、おっさんサラッと「150ドルや。」と予想外に普通のプライス(悪い意味で。)。。。
中には一枚だけレディースサイズのショールカーディガンもありましたが、ソレもサラッと「これはショールやしローカルの大学のヤツだから500ドルや。」と。。。
他にも背中ライン入りや茶色ベース、変わったデザインのモノなど色々あったんですが、どれも程度が悪かったりガッツリODスメル付きなどの難あり&値段がハマらずで仕入れるに至らず。
「まとめて全部買ったら6000ドルにしてやるよ。」というオファーももらいましたが、考える間もなくお断りさせていただき、結果、当初の興奮も虚しく、20'Sのボロ・ウールフットボールジャージ一点だけを買わせてもらって泣く泣く退散しました。
ただ、もしも僕がNY在住アメリカ人ディーラーだったら全買いしてたかもしれないなと思いました。と言うのも、きっかけは恐らく日本のショールブームからだと思うんですが、こっちでは最近、古いアスレチックモノの高騰がハンパないんです。
先日の「インスピレーション」でも、30'Sくらいの古いモノはショールじゃなくてもかなりゴツい値段が付けられていましたし、ebayなんかでもみんないい値段を吹っかけています。
その影響か、数年前だったらアンティーク系のディーラーが持ってた場合40〜50ドルって言われてたようなモノが、今だと普通に100ドルアップ。2〜300言われてもおかしくありません。って、これ書いてたら「あのセーター全買いしといたほうが良かったかな?」なんて不安になってきましたが多分気のせいでしょう。
もしかすると数年後にはガッツリ後悔してるかもしれませんけどね(苦笑)。

Comments: 2

関西弁がぴったりのおっさんですね。

あなくまさん、コメントありがとうございます。
帰国したら久々に飲みでもいかがですか?
でこぼこフレンズ、色々教えてください。

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