映画 - 土（松井智則）

試写会にご招待されて見に行った。
もともとビートルマニアであり、ジョンレノンフェチな僕。
ポスターに使われている有名な写真だが、ジョンレノンが亡くなる前の最後の写真。
最初はそういった経緯が分かるのにも興味があって見にいったが、それよりも
現在もまだ活躍をする彼女自身の人生に感動した。
ビートルズを好きである以上、その時代に生まれて、才能とタイミング、全てが複雑
なのか運命なのか絡み合って、そりゃあもう、億の確立で成り立った関係に嫉妬し
た気分に似ている印象を受けた。
もちろん今の時代なら今の時代なりに表現する何かがあるわけなので僕も一生懸命
生きてるわけなのだが、やっぱりアニーさんもビートルズさんも、なかった価値を作った
事でいえばすごいことなんだと実感する。
ドキュメンタリーって本当に作品によって良し悪しが分かれるけど、この映画は
飽きさせる事なく作ってあって、そして時代背景とか、アニーさんが辿った経緯や苦悩
がすごい伝わった。
こっちもファッション業界にいるからよけいそう感じるのかな？
なんか、60～80年代の音楽やファッションのパワーが確立された？時代を生き抜くって
多分めちゃくちゃ大変で楽しかったんだろうなあ。
俺なんか超ドMだからタイムマシンで行きたいかも。

映画「アニー・リーボヴィッツ～レンズの向こうの人生～」


主催:MODE PRESS