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水上万里子Writer / Interviewer / Media Concepter2008年US最大の音楽見本市“SXSW”でのアーティストインタビューをきっかけに渡米。NYにて様々なカルチャーやアートシーンを取材する機会に恵まれ、世界の音楽やヒトに触れる。現在は東京を拠点に、紙媒体の編集ライター、FMラジオの番組ブレーン兼作家として活動中。キャラクターは日本人のAmelie。

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水上万里子
Writer / Interviewer / Media Concepter
2008年US最大の音楽見本市“SXSW”でのアーティストインタビューをきっかけに渡米。NYにて様々なカルチャーやアートシーンを取材する機会に恵まれ、世界の音楽やヒトに触れる。現在は東京を拠点に、紙媒体の編集ライター、FMラジオの番組ブレーン兼作家として活動中。キャラクターは日本人のAmelie。

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ニューヨーク ブルックリンでコーヒーめぐり

2013.08.19

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2月に出張で行ってきたNYのお話の続き。
居候させてもらってた家の家主、アダムはウィリアムズバーグという
東京でいう代官山?中目黒?みたいなヒップなエリアにある
Persons Of Interest というこれまたヒップな美容院でときどき
働いています。
ポパイやカーサブルータスも置いてあり、
ブルックリンの地ビール Brooklyn Brewery
"ブルックリンラガー"を飲みながら
髪の毛を切ってもらえるというなんだか洒落てる
美容院の奥に店を構えるのがParlor Coffeeです。
602752_571917509501636_910184425_n.jpg

美容院の受付の前を、
こんにちはー ちょっと失礼しますー
あ、コーヒーですー あ、は〜い お邪魔しますー

みたいな調子で。
奥へずんずん進んでいく。
Parlor Coffeeは、
3畳くらい?の小さなスペースなんだけれども、
その、こじんまりとした感じが更に良い。

立ち話をしながらカプチーノをいただき。
父親に豆を購入。

ちなみに、旅に出る時はいつも、
父親にはコーヒー豆か帽子を
母と妹には洋服や小物を買っている。
(下のBAGGUのポーチは母へ。
ミネトンカのモカシンは妹へのお土産)

左上が豆。ロゴとパッケージも素敵。
IMG_4088.jpg

父からは 後日
コーヒー美味しかったぞ〜 という報告が
ありました。



もう一軒。
ウイリアムズバーグから南に降りた
クリントンヒルというエリアにあるKitten Coffeeのロースターを
訪ねました。
住所を頼りに住宅街をどんどん進んでいくと、
倉庫?ほんとにここ?みたいな雰囲気の場所にあります。

あの〜 ここって〜
Kitten Coffeeさんですかー とおそるおそるお兄さんに
声をかけると、

そうだよ。入ってきて〜
と工場に通されます。

IMG_5161.JPG

お兄さんはマシンの修理をしていたみたい。
IMG_5163.JPG

普段はお客さんを招いてという体制ではないみたいなのだけれど。
豆を買いに来るお客さんと話すのは楽しいんだよね〜 と
言いながらさりげなくエスプレッソをいれてくれた。しかも2種類。
そして。
持ち帰った豆は本当に美味しかった。
IMG_5164.jpg

パッケージのロゴとラベルは活版印刷でひとつひとつ
手刷り!豆への愛情が感じられますよねーーー


Kitten Coffeeは、ローカルのエリア
クリントンヒルを中心とするブルックリンのカフェに
豆を卸しているそう。

初めて会ったとは思えないくらい気さくで
温かい人達でした。


出来上がりの物をたどっていくと
いろんな人の想いや行動が見えてくる。
いつものコーヒーが
なんだか特別なものに思えてくるから不思議です。