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「EASTERN PROMSES」,「GET SMART」

2009.06.15

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週に2~3本は映画を見る生活...(単に趣味なのですが)
そういえば記録をのこしたら個人的におもしろいかな...と。

今週は以下の2作品。
EASTERN PROMISES.jpg
「イースタン・プロミス」
わたしとしては「ビデオ・ドローム」、「デッドゾーン」、「裸のランチ」などお気に入りの監督デヴィッド・クローネンバーグの作品。シュールななんとも言えないホラーを描く..."世界を幻想的に不気味描く"のが得意...と思っておりましたが、前作の「ヒストリー・オブ・バイオレンス」の"現実世界を不気味に描く"というあらたな挑戦にクラクラしたばっかり(エド・ハリスウィリアム・ハートもいつもと違う魅力を引き出されていました)。今回もまたヴィゴ・モーテンセンを起用してロンドンを舞台に人身売買とロシアン・マフィアの世界を描きます。ヴィゴ、カッコいいですね。ヴァンサン・カッセルもいつもの二枚目風役作りではなく新鮮。前作の痛々しいまでにリアルな(そして暴力的で悲しい)セックス描写も二度と頭から離れないくらい強烈でしたが、今回もサウナでのすっ裸での格闘が痛くて強烈。マフィアの捕り物としてもっともっと話を広げて面白くできるところを、あくまで巻き込まれた市井の人ナオミ・ワッツとの結ばれないほのかな関係を語るだけにとどめるところは、流石アンチ・ハリウッドの貫録たっぷりでした。こういう独自の映像スタイルをもった監督はMTVが産声をあげた80年代前半からのキャリアの人が多く、最近は円熟の時期でしょうか?目が離せません。

get-smart-.jpg
「ゲット・スマート」
おなじみメル・ブルックスの「それ行け!スマート」のリメイクです。まぁくだらない映画ってときどき見たくなるものです。アン・ハザウェイも単なるキュート・キャラではない美しさを披露していますし...。収穫はほんとにチョイ役でビル・マーレーが出ていたのと(ゴーストバスターズの続編つくるみたいですけど、また是非出てほしいです♪)「HEROES」でおなじみマシ・オカ扮するブルース(007シリーズでいうところのQの役回り)と相棒のロイドのキャラが良かった点。スピンオフ作品も作られています。わきを固めるベテラン陣がいいですね。アラン・アーキンテレンス・スタンプ。どっちも出てくるだけで画面がグッと締まります。特にテレンス・スタンプはニコリともしないでバカなキャラをこなす大ベテラン。子ども時代に旧スーパーマンの極悪宇宙人役で初めて注目しましたが、それ以前にもすでに相当なキャリアを持った名優。英国俳優らしい威厳と職人気質を感じる素敵な役者。「プリシラ」と「イギリスから来た男」をセットでみるとその男前ぶり(?!)に惚れるはず。こういう職人肌の人が大真面目にバカなことに力を注ぐところはフトコロの深さ(?)を感じて憧れます。...2作目のプロダクションもスタートしているようですが、興収、よかったのかな??

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