毎年恒例 。
2012.12.19
2012年ほど、ベストテン、ワーストテンが難しい年も
なかなかないんじゃないかな と、なんとなしに思っています。
各映画雑誌の、毎年恒例の特集の話しです。
ベストテン、これはどの雑誌もけっこうやっていたりしますけれど、
ワーストまで選出しなければならない雑誌も数誌、あります。
選ばれている方も、様々な職種、立場の方もいらっしゃり、
これが毎年、おもしろいんです。
そうですね、
僕の毎年恒例の行事的なことは、
コタツの中で、
各誌のそういう特集を読むことです。
ワーストに選出されていて、まだ自分が未見の作品だとかは、
案外、今度見てみようってなったりするものですから不思議です。
昨年度は、
いわゆるインディに極めて近い作品が、
旋風を巻き起こし、
アカデミー賞までも賑わせていたりして、
すごくパワーをもらいました。
「 作品がおもしろければ、バジェットの大小は関係ない 」。
観客というのは、瞬時に色々なことを察します。
それは、観客である特権でもあると思いますし、
なによりも、自由であると思います。
さて、
2012年。
きちんと映画を見ていた人 そうでもない人 と、
選出された作品、ランキングで、あきらかになるような気がします。
選出する立場 批評する立場 その方々たちが信用に足るか。
そういうことが、浮き上がってくる年なんじゃないかな と思います。
映画芸術
映画秘宝
nobody
そして、キネマ旬報。
映画 といっても、いつの時代も多種にわたり作品が創られています。
けれど、
様々なジャンル、垣根をひょいと越えてくるような作品こそ、
もっともっと多くの人に情報が行き届いて欲しいなと思います。