Type-「SHIKAZO」
2013.02.07
ステンカラ―コート(60年代)
うちの物置の中からホコリまみれになって出てきたステンカラーコート。
もう20年以上前に他界した祖父の鹿蔵(しかぞう)じいさんが仕立屋で誂えたものとの事。
鹿蔵さんは当時の人としては大柄だった方なので、
私もなんとか着れましたが、それ以前に長年仕舞いっぱなしで相当汚れていてひどい状態で。
何度か洗濯してようやく元のオリーブ色が出てきました。
思い返せば、いつも肩がピシっと合ったジャケットを羽織り、
外出時は程好くヨレた中折れ帽を被り、
片手には軽く削った山椒の木をステッキ代わりに持っていた印象。
狙ったかどうかは解りませんが、なかなかの洒落者じゃないですか。
また一つ「破れては縫い」の大事にしなければいけないものがワードローブに加わりました。
そう言えば祖父とは関係ないけど、昔のJAPAN繋がりで最近見たこの写真。
山車なのかハウルなのか昇天ペガサスmix盛りなのかわからないけど、
とにかくスゴくね?!
最近、「懐古主義」とか「和の心」とはまた違った目線での
昔の日本のPUNKっぷり(歌舞くとはちょっと違う)に惹かれます。