SELECTOR

#03 中田 潤(編集部)

気分を上げる。
毎年、夏がやって来る前に揃えておくものを集めた今回。季節問わず言えることですが、やっぱり新しいアイテムを身に付けるときってテンション上がりますね。

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01
GILDAN
ギルダンのロンT

ロンTはモテる! と、思っているのは僕だけじゃありません。絶賛発売中の『フイナム・アンプラグド』3号目、アメリカ特集の一記事で、BEAMSのSURF&SK8バイヤー加藤さんが、「正直ロンTって、ずっとダサかっこいいアイテムという位置付けでした。でも、ここ数年急に丸首スエットが流行りましたよね。それをもう少しライトにしたのがロンTだとすると、確実にブームの波が来るはず! いや、もう来てますよ!」と話してくださいました。昔からずっとあるアイテムなのに、なかなか日の目を浴びることがなかった、いわばトレンドとは無縁のロンT。去年までは、同じ〈ギルダン〉のポケTで過ごしてきましたが、今年はこのロンT一辺倒で攻める予定。もちろん主役は蛍光イエローで。モテるかなー(笑)
オープン価格

三浦商事株式会社 03-5560-9068
www.miura.co.jp

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02
BOSTON CLUB
ボストンクラブのサングラス

カラーレンズにハマってます。 僕の生まれた年でもある1984年創立のボストンクラブ社。"眼鏡の生産地と言えば鯖江"になったのは、このボストンクラブ社の存在があったからと言っても過言ではありません。コンセプトは"NEW TRADITION(新しき伝統)。80年代に若者の間で流行った少しルーズでクラシカルなデザインや、現在のトラッドスタイルにもなっているセル巻フレームや伝統を着崩したプレッピーな跳上げ式フレームなど、当時トレンドだったシェイプを今に甦らせています。なかでの、この「STUART」というモデルは、今季の新作で、直線的な太いテンプルと丸みを帯びたフレームが特徴。テンプルの先に穴が開いているので、グラスコードを付けて使うことも可能です。そして何より、フレームに合わせたカラーレンズが目を引きます。とくにブルーは、かの「NAOMI」モデルを彷彿させるような仕上がり。透け感のないブラックレンズしか持っていない自分ですが、これはすんなりハマってます。
各¥26,000+tax

BOSTON CLUB 03-5579-9096
http://bostonclub-eyewear.com

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03
Patagonia
思わず目を奪われる。

ドストライクなミリタリーカラー。 年間365日、何かしら帽子をかぶっています。ここ数年の傾向だと。7割がベレー帽で2割がパナマハット、残り1割がニットキャップといった具合で、キャップが入るスペースはありませんでした。で、ついこないだ、青山を歩いていたら、ただならぬオーラを放っている人が前から歩いてきまして…。こんがり焼けた肌で白髪混じり、おそらく40代後半。濃いベージュのチノに赤いギンガムチェックのBDシャツ、その上にオリーブのM-65を羽織って、足元は相当履き込んだアイリッシュセッター。そして、極め付けがこのパタゴニアのキャップです。あまりのかっこよさに思わず目を奪われてしまいました。気がついたらパタゴニアのお店にいたことは言うまでもありません。ちなみにこのキャップ、オーガニックコットン100%で5枚パネル構造。俗に言うジェットキャップってやつです。
¥4,500+tax

パタゴニア 0800-8887-447
www.patagonia.com

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04
MALIBU SANDALS
マリブ サンダルズのサンダルs

カリフォルニアが生んだ名品。 〈テバ〉に〈チャコ〉、〈モンベル〉など、いわゆるスポーツ&アウトドアテイストのものが台頭しているここ数年のサンダル事情。もうお腹いっぱいじゃないすか? で、次は何がいいかなーなんて考えながら、ぶらり立ち寄った「ネペンテス」で発見したのがコレ。いやぁ、ヤラレました、完全に一目惚れ。2014年に南カリフォルニアで生まれた〈マリブ サンダルズ〉。スタッフさんに聞けば、近年のカリフォルニアは環境意識が高まっていることもあって、動物素材を一切使用しない徹底ぶりだそう。ちなみにこれはナイロンとビーガンレザーと呼ばれる合成素材のコンビで、ほかにオールビーガンレザーもあり。オリジナルソールは柔らかくて返りも良くて履き心地抜群。次なるサンダルブームは〈マリブ サンダルズ〉にあると勝手に思ってます。現在、ネペンテスのHPで公開中のスペシャルコンテンツも合わせてチェックを!
各¥17,000+TAX

NEPENTHES 03-3400-7227
www.nepenthes.co.jp