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#05 帯刀憲一郎(編集部)

小物がほしい。
春物のデリバリーが終わり、ついに代引き地獄の呪縛から解き放たれました。あとはTシャツを買う程度でお金がかからないと思うので、今のうちに欲しかった小物を買い揃えようと思います。

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01
Lesca Lunetier
レスカ・ルネティエの眼鏡

一期一会とはこのこと。 「古着は一期一会」だなんてよく言いますが、〈レスカ ルネティエ〉のヴィンテージコレクションこそ間違いなくそれに該当するプロダクト。1960年代に製造され倉庫で眠ったままとなっていたパーツを熟練の職人さんが手作業で組み立て、少量かつランダムでリリースされるため、お目当てのデザインとカラー、ディテールが揃ったフレームが常に見つかるわけではないからです。しかも、当然その資源は有限なので、もしかしたら二度とお目にかかれない可能性も。それはちょっと言い過ぎかもしれませんが、要は一度逃すと次いつ出会えるかわからないくらい貴重だということです。その中でもクラウンパントゥ(王冠型)は特に人気が高く、一度保留にして次にお店に行った時は売れていたなんてことを実際に何度か体験しました。シェイプされすぎていない6mm厚の重厚なフレームとヴィンテージならではのグリーンカラー、ダイヤ鋲、ガラスレンズ…、すべてが実に渋い。現行品もいいですが、見れば見るほどこちらに心酔してしまうのです。
¥45,000+TAX

グローブスペックス エージェント03-5459-8326

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02
OUTDOOR
アウトドアのバックパック

見てください、このデカさ。 兎にも角にも、サイズ感。この一言に尽きます。参考として横に置いたMacBookは13インチなのですが、外ポケットですでにそれ以上の大きさ。となると全体がいかに大きいかを容易に想像していただけるでしょう。昨シーズンに登場し、店頭でも安定した人気を誇るという「レショップ」が〈アウトドア〉に別注したバックパックです。背中をまるっと覆ってしまうほどの大ぶりサイズは、ただ物を入れるアクセサリーとしてだけでなく、もはやコーディネートの主役を食ってしまいそうな勢い。サイドにはテープがあしらわれたりと、主張しすぎないミリタリーライクな味付けもいい塩梅です。容量的には2,3泊の旅行もこれひとつで十分こなせそうなので、これからの季節はかなり重宝するはず。
¥15,800+TAX

レショップ 03-5413-4714

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03
nonnative
ノンネイティブのトラベラーポーチ

入荷する度に即完売! 先ほどのバックパックを旅行用と位置づけるならば、こちらは普段使い用。〈ノンネイティブ〉のトラベラーポーチは、16春夏シーズンの立ち上がりに発売されて瞬く間に完売したのだそう。それが素材を新たにして、早くも再登場しました。アウトドア色が強い前回のリップストップナイロン製に比べ、今回のモデルはマットなナイロンタフタを採用しているため、ファッションアイテムとしての汎用性がより高いのが個人的な推しポイント。シルバーのジップやレザーのストラップも、他のアウトドアブランドがつくるサコッシュでは得られない高級感を醸し出してくれます。財布とスマホ、タバコを入れるのに本当にちょうどいいんですコレ。なので、「気になる方はお急ぎを!」と書こうと思ってCOVERCHORDを見たら、こちらではすでに売り切れてました。あしからず…。
¥11,000+TAX

vendor 03-6452-3072

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04
MAISON KITSUNÉ
メゾン キツネのローファー

ブランド初のオリジナルフットウェア。 これまで〈メゾン キツネ〉の足元を飾るには、〈ジェイエムウエストン〉のローファーが鉄板なイメージでした。過去に何度か協業を行ってきたことからもわかるように、両フランスブランドの愛称は抜群。品のある面構えに〈メゾン キツネ〉らしい気の効いた配色や素材使いがミックスされたシューズは、どれもブランドの定番として継続的に展開してほしいと思うほどでした。そんな想いが伝わったのか、ついに同ブランドからオリジナルのフットウェアコレクションが誕生しました。レースアップも展開されるものの、気になるのはやっぱりローファー。淡いグレーとベージュをコンビ使いした色合いはなんともシックでフランス的。上質なフルグレインレザーの表情が渋さも演出してくれます。フレンチスタイルの足元として、これ以上ふさわしい一足はないでしょう。
ローファー ¥62,000+TAX

メゾン キツネ カスタマーセンター 0120-667-588