That Way About Things
ハラダユウコ
Archive&Style Shop Press
1971年2月東京生まれ。アメリカ、ヨーロッパを中心に幅広いジャンルと年代からバイイングされたUSEDやデッドストックを扱う古着屋「アーカイブ&スタイル」のショッププレスとして、古物をこよなく愛する日々を送っています。
www.archiveandstyle.com
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1930s Heavy Wool Jacket
2009.01.26
フイナムブログをご覧の皆様こんにちは☆
毎日毎日==寒いですね~!!
四季の中では冬がすきですが、寒さと冷えは女の大敵なので苦手です。。。。
日本はこんなに寒いですけど、
うちのバイヤー堀江氏はやっと今頃夏休みを取りまして、
温かいハワイへ逃亡中です(笑)羨ましいです(笑)
ここのところ、物の事を調べるのをサボっています。すみません。
今日も最近入荷してきた古いものの簡単なご紹介です。
よかったら、暇だったら見てください。
サイズ BOYS 20 税込み¥94、395-
推定1930年代製と思われるウールのジップアップブルゾンです。
古いブランケットコートなどにも、よくついているALL WOOLの素朴なタグ。
裏地はムートン(シープスキン)です。
袖部分の裏地は麻混のコットン地で茶色と白のギンガムチェック。
もちろん!
コの字留めジップ~♪
扇形のジップヘッド
そして、もちろんハト目がついています!!!
針抜きリブもコンディションはすごくいいですよ。
サイドの調節はベルトではなく、ボタンで♪
フロントポケットの裏地は珍しいスネーク(パイソン)柄のフランネル地
小さなデティールですが、首の後ろ部分にはこんなレザーのループがついています。
ブランドが分からないのは残念ですが、
サイズがBOYSの20なので、小さめが好きな男性若しくは女性向です。
全く同じものではありませんが。。。
1930年代のSEARS (シアーズ)のカタログから、
よく似た雰囲気の子供用のウールブルゾンを見つけました~♪
ちゃ~んと、ハト目もイラストに描かれています。細かいです(笑)
この当時の流行のカラーだったのでしょう、だいたい2色展開で、
ブラウンかブルー若しくはMAROON(マルーンと発音しますがワインレッドみたいな色ですね)
子供服なのに渋い配色展開ですよね。
上代が3ドル98セント。。。物価に時代を感じますね~
カタログも同じ年代のものが2冊以上見つかったときはお売りしていますので、
気になる方はお問い合わせくださいね。
さて、プライベートでは、
忙しい日々が続くと、かえって寄り道をして、
ワンクッションないし、ツークッション置いて家に帰りたくなる私です(笑)
あまり、おりこうさんな傾向ではないと思うのですが。。。(苦笑)
そんな私の憩いの寄り道店を一件ご紹介いたします~
下北沢の路地裏にある、南欧食堂パバロッティです。
(余談ですが、むかし私の師匠が同じビルの最上階に住んでおりました。
すごく珍しい物件で4階部分と屋上を両方使えるうえに、
屋上に小さな小屋っぽくお風呂と洗面所と洗濯機置き場があるという。。。
探偵物語で松田優作が住んでいたような。。。。そんな物件でした(笑))
こちら一見、こわもてですが(笑)
オーナーシェフの音楽オタクなヤスサンです。
カウンターと奥にテーブル席が少しのこじんまりした、値段も気さくなお店です。
薄暗い店内の天井には、
約10年ほど前に私がアメリカのフリマで購入してきた
古い農家のローソクたてが吊られていたり、
こちらもイタリアンレストランでしょうか?
1920~30年代くらいのポスターだと思います。
お店の屋号にもなっている、
オペラ歌手のパバロッティもこんな風にコーナーに飾られています。
ヤスサンが独立して1996年にオープンしてから、12年。ず~っと、
ぷらっと、たまに寄っては、
ひとりカウンターでシャンパンとチーズとピクルスでのんびりしたり、
4人の女子でわいわいコースでお誕生会したり、
後輩と二人で残業帰りにパスタ夜食を食べたりと。。。
下北沢でうるさくなくゆっくり、くつろぎたい時にはおススメなお店です♪
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