That Way About Things
ハラダユウコ
Archive&Style Shop Press
1971年2月東京生まれ。アメリカ、ヨーロッパを中心に幅広いジャンルと年代からバイイングされたUSEDやデッドストックを扱う古着屋「アーカイブ&スタイル」のショッププレスとして、古物をこよなく愛する日々を送っています。
www.archiveandstyle.com
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Jockey International Ink.
2010.01.18
フイナムブログをご覧の皆様こんにちは☆
そろそろ1月も中旬を過ぎて、
2月に近づくにしたがって、
気の早いショップなどでは、
ヴァレンタイン用のアイテムが並び始めていることと思いますが、
今日はちょっと、そのヴァレンタインデーグッズから、
アンダーウェアのご紹介です。
↑
写真はTシャツやアンダーウェアで有名なアメリカの老舗ブランド、
JOCKEY International Ink.の、
70年代製デッドストックのヴァレンタインギフトです☆
JOCKEY(ジョッキー)は、
今から約130年前の1876年、
アメリカで、グラハム・ベルが、
初めて電話機を開発した年に、
創始者サミュエル・クーパーが操業を開始しました。
創業当時、入植した木こり達は、
足にマメができてしまう様な、粗悪なウールソックスしかなく、
頭を痛めていました。
クーパーは、それに見かね、
JOCKEYブランドで履き心地の良いソックスを作ろう!と、
小さな工場を設立し、やがてソックスだけに留まらず、
画期的なアンダーウエアーを開発していきます。
その頃の男性用の下着は、つなぎの様な下着で、
用を足すには洋服をすべて脱がなくてはいけない不便なものでした。
その問題を解決する為に、
JOCKEYはブリーフを発明しました。
それは当時としてはものすごく画期的な発明で、
便利なブリーフは瞬く間に人気を博しました。
その後、JOCKEYは、
「Yフロント」(商標登録)というデザインの、
メンズブリーフの原点形とも言える商品を
1935年に世に送り出し、
これが、現在の一般的なメンズブリーフのプロトタイプとなりました。
この頃から、下着は体を覆い隠すものから、
BODYラインを自然に見せるものへと、どんどん進化していきます。
また、JOCKEYは、
「アンダーウエアーを楽しみましょう」と提唱して、
白一色だったアンダーウエアーにカラフルコンセプトを投入しました。
そして、
単なる実用品だったアンダーウェアを、
TVキャンペーンを活用して、
ファッショナブルなおしゃれの必須アイテムへと拡めていきました。
アンダーウエアー業界として初めて、
ウエスト・バンドにブランドネームを織り込みデザイン化したのも、
実はJOCKEYなのです☆
つまり、JOCKEYの歴史は、
メンズ・アンダーウエアーの歴史と言っても過言ではないわけです。
本国アメリカでは、
JOCKEYブランド=アンダーウエアー
の代名詞にもなっているくらいなんですよ☆
今でも、
JOCKEYブランドは、
根強い圧倒的なファンに愛されつづけ、
なんと!世界140カ国以上の拠点でグローバルに展開されています。
そんなJOCKEYの、
ヴァレンタイン・アンダーウェア☆
ブログを読んでくださっている方は、
本当はプレゼントされる側の男性が多いでしょうが、
キッチュな飾り物としてディスプレイしても可愛いと思うので、
如何でしょう?
BOXのデザインも70sらしいポップさでおススメです☆
ちなみに、
ヴァレンタインデーとチョコレートがなんら歴史的には、
全く関係ない話なのは有名ですが、
ヴァレンタインデーってそもそも何の日?というお話だけちょっと、
付け加えておきますね。
(なんとなく、これも書いておいたほうが、ハラダのブログっぽいので(笑))
ついでに、猫やら家やらのプライベート写真アップします~♪
正式にはセントヴァレンタインデー(St. Valentine's Day)は、
2月14日に祝われ、
世界各地で男女の愛の誓いの日とされていますが、
一般的な説では、その歴史はローマ帝国時代にまでさかのぼるとされていて、
もともと、269年にローマ皇帝の迫害下で、
殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのヴァレンタイン)に、
由来する記念日であるとされています。
もう少し細かく内容を書きますが、
当時のローマでは、
2月14日は女神ユノの祝日でした。
ユノはすべての神の女王であり家庭と結婚の神とされていて、
翌2月15日は、豊年を祈願する祭の始まる日でしたが、
当時若い男たちと娘たちは生活が別だったため、
祭りの前日、娘たちは紙に自分の名を書いた札を、
桶の中に入れることになっていました。
翌日、男たちは桶から札を1枚引いて、
引いた札の名の娘と、
祭りの間パートナーとして一緒にいることと定められていました。
そして多くのパートナーたちはそのまま恋に落ち、そして結婚したそうです。
ローマ帝国皇帝クラウディウス2世は、
愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、
ローマでの兵士の婚姻を禁止したといわれています。
キリスト教司祭だったヴァレンティヌス(ヴァレンタイン)は、
秘密に兵士を結婚させまさしたが、
捕らえられてしまい、処刑されました。
その処刑の日が、ユノの祭日であり、
祭の前日である2月14日があえて選ばれたので、
ヴァレンティヌスは祭に捧げる生贄とされたといいます。
このためキリスト教徒にとっても、この日は祭日となり、
恋人たちの日となったというのが一般論なのです。
ちなみに、欧米のヴァレンタインデーは、
男性も女性も、花やケーキ、カードなど様々な贈り物を、恋人に贈ります。
カードには、"From Your Valentine" と書いたり、"Be My Valentine."
と書いたりして、日本の様に「女性が男性にプレゼントする日」ではないので、
日本に見られるような、ホワイトデーの習慣は存在しません。
贈り物の種類はさまざまですが、
チョコレートも贈る習慣は、19世紀後半のイギリスで始まっていて、
キャドバレリー社が、1868年に贈答用のヴァレンタインチョコボックスを販売し、
このチョコレートボックスが、
ヴァレンタインデーの恋人への贈り物に多く使われるようになり、
後に他の地域にこの風習が伝わっていったといいます。
学生の頃はドギマギしていたヴァレンタインデーも、
40も近くなると全く忘れている時の方が多かったり。。。(笑)です。
しかし、今年は年初めに、バイヤー堀ちゃんから、
オーブンをおさがりで譲ってもらったので、
チョコレートケーキでも焼いて、店に持って来ようかな~♪と、
思案していたりします~~~~~~~☆
またまた髪のカラーが変化しました☆
今回は表参道を挟んでうちの店の向かいにある南青山のヘアサロン
LUXE(ラグゼ)の
Vintageと仏像芸術好きなスタイリスト太田氏による4時間半に及ぶ作品?!
(もう美容師っていうより、作品を作ってる感じなんだそうで。。。(笑))です☆
赤、橙、ピンク、赤紫、黄色、黄緑、青緑、青、水色、紫、青紫、オリーヴ、ラベンダー、
マロンブラウンの、
計14色のグラデーションカラーです。
なかなか圧巻なので、
良かったら見てみてください~☆
これが2ヶ月後、淡いカラーに変化していくのが
また、楽しみです☆
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