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ハラダユウコArchive&Style Shop Press1971年2月東京生まれ。アメリカ、ヨーロッパを中心に幅広いジャンルと年代からバイイングされたUSEDやデッドストックを扱う古着屋「アーカイブ&スタイル」のショッププレスとして、古物をこよなく愛する日々を送っています。www.archiveandstyle.com

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ハラダユウコ
Archive&Style Shop Press

1971年2月東京生まれ。アメリカ、ヨーロッパを中心に幅広いジャンルと年代からバイイングされたUSEDやデッドストックを扱う古着屋「アーカイブ&スタイル」のショッププレスとして、古物をこよなく愛する日々を送っています。
www.archiveandstyle.com

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Hanes~へインズ~のDeadstockたち~前編~

2010.06.30


フイナムブログをご覧の皆様こんにちは☆
昨日、100%パーフェクトにヤマを外して、
ベランダ中に干した洗濯物が笑っちゃうくらいずぶ濡れだったハラダです。
インターネットの天気予報ではね、弱雨って===!!!!!

どうでもいいけど、弱雨=「じゃくう」?「じゃくあめ」?「よわあめ」?
HOW TO SAY???どう読むのですか?

そして、もう一度、洗濯しなおしました。。。。
ハッキリ言って、乾燥機にいれるよか、
もっかい洗濯する方が服が傷むかも??です。。。
アホです。わたし。

んで、洗濯機を回しながら、
ドキドキするのが苦手なので、
リアルタイムなパラグアイ戦を観戦もせず、
心では声援を送りつつ、
毎度のコピバンの歌練習に励んでいたわたくしどえす♪
また、4日の日曜日にライヴをやるんですよ~~~~ぉん♪


今日は~~~~、
いろんな人がサッカーのことは語っているのでしょうから、
ド素人のハラダが書くのはやめときます。

で、今日のブログは、
毎夏、うちの店では欠かせないブランドのひとつ。
Hanes(へインズ)のデッドストックたちいろいろ、
ご紹介いたします~☆

DSCF1835.JPG店にはいろんなブランドの古い箱がディスプレイされておりますが、

DSCF1836.JPGこの大文字の箱はかなり古いのじゃないかなぁ?と。
ロゴデザインから50年代か60年代かな?と。

(え~ちなみに、箱はうちのバイヤー堀江氏が大好きなんですよね。
あえて確認したことはないんですけど、
堀ちゃんはアドバタイジング物が絶対にすんごく好きだと思います。
同じものが出てこないと、売る気ないのと、
扱いがものすご~く丁寧なので、見ていれば分かるのです(笑))


Hanes(へインズ)の歴史は、
20世紀初頭の1901年
プレザント・ヘンダーソン・ヘインズと,
その弟ジョン・ウィンスリーによって、
紳士用アンダーウエアを製造する会社
「P・H・ヘインズニッティング社」が設立されたときから始まります。
(最初から、アンダーウェアの会社だったんですね~
結構、いろんな会社の歴史を紐解いていると、
最初は雑貨や缶詰の卸商だったとか、靴下を売っていた。。とか、多いんで、
なんか、新鮮な感じがします。ちなみに上の会社はLEEと、ウールリッチのことですが。。。)

この紳士用アンダーウエアブランドとしてスタートした、
Hanes(へインズ)は、
もちろん、いろんな商品を開発していきます。
まずは、1913年
つなぎタイプ(ワンピース・タイプともいいます)の画期的なアンダーウエア、
「ユニオン・スーツ」を発売し大ヒットとなりました。


DSCF1820.JPG
推定70年代のデッドストック、サーマルの半袖タイプと、
下が、ユニオン・スーツ

DSCF1821.JPG半袖サーマルのタグ(小文字なので、70年代に入ってからの商品だと思います。)

DSCF1822.JPGこちらはユニオンスーツのアップ。
練りボタンが素朴で、リブもいい感じ。←凄い個人的感想ですが。(笑)

1924年には、全州キャンペーンを行った結果、
アパレル業界でも有力な勢力となったヘインズ・ブランドは、
この年に初代となる"赤ラベル"を発表しました。
また、ヘインズ社の全ての商品を、
「ヘインズ」ブランドに統一して、
「ヘインズ」のロゴを独自の赤いラベルに表示することを決定しました☆

1930年代~40年代には、
ブリーフの開発をして現在のブリーフの原型となる製品を作り出したり、
世界大戦中には、ゴムが不足していた為、
ゴムを使用しないパンツを開発するなど、
「ヘインズ」は、常に時代に合わせて、
メンズ・アンダーウェア業界を牽引していきました。

40年代には、
タンクトップトランクスブリーフ
などバラエティ豊かなメンズ・アンダーウェアが、
色柄も豊富に、多数ラインナップされました。

DSCF1825.JPG
推定50~60年代のデッドのトランクス。一枚一枚色柄が違って、
テキスタイルを見ているだけでも愉しいです。

DSCF1812.JPG


DSCF1813.JPG
推定50~60年代のデッドのリブ・タンクトップ。

DSCF1826.JPGトランクスが入っていた箱。

50年代に入ると、ロゴのデザインが変更されます。
上と下の写真の箱のロゴがそれですが、
この頃はまだ大文字のロゴが使われています。
推定50年から60年代に掛けての箱。↑ ↓
(イタリアンカラー(赤、緑、白)や、
ロシアンカラー(赤、黒、白)のパッケージデザインが多目です。)

DSCF1833.JPGウィンター・セットTEEシャツの箱。

DSCF1834.JPG

50年代には、
冬場における野外スポーツ(雪中の猟、スケートなど)での、
保温性が目的の、肉厚なコットンを使用したTシャツ、
「Winter-Set」(ウィンター・セット)が開発、発売されました。

DSCF1809.JPGこれが、バインダーネックの冬用Tシャツ。
このウィンターセットだけを買っていくお客様もいらっしゃいます。


明日は70年代以降に突入します~~~~☆


ここ数日のスタイル~♪
DSCF1736.JPG

FAD-3のワンピース&ヴィクトリアンのブラウス&
ハーマンのワークブーツのローカット。

DSCF1737.JPG

DSCF1776.JPG

ワバッシュのオーバーオール&ヴィクトリアンブラウス&
40sハンティングベスト(は、ケープ風に逆さまに着ております。)&サボ

DSCF1779.JPG


DSCF1808.JPG

アウター&ショーツはフラボア、
ワンピースはヴィクトリアンのスカートにシルクスカーフのアップリケをして、
リメイクしたもの。裾がぐるりロンドンを観光する人の柄になっています。
元々はスカーフの縁取りの柄だった部分です。

DSCF1801.JPG

お隣のお店のイマミチ君に、The Take Away Showと検索してご覧と言われ、
素敵な音楽サイトを教えていただきました♪
フランスのサイトみたいです。
いろんなアーティストさんが、
公園とか街中とかで、ふらりと現れて唄ったり、演奏したり、
まだちょっとしか、見れていませんが、
わたしは、この人のがすんごく良かったです♪Pablo Malaurieというアーティストさん?
癒されます♪ゆったりします♪お暇な時間にどうぞ~♪

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