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ハラダユウコArchive&Style Shop Press1971年2月東京生まれ。アメリカ、ヨーロッパを中心に幅広いジャンルと年代からバイイングされたUSEDやデッドストックを扱う古着屋「アーカイブ&スタイル」のショッププレスとして、古物をこよなく愛する日々を送っています。www.archiveandstyle.com

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ハラダユウコ
Archive&Style Shop Press

1971年2月東京生まれ。アメリカ、ヨーロッパを中心に幅広いジャンルと年代からバイイングされたUSEDやデッドストックを扱う古着屋「アーカイブ&スタイル」のショッププレスとして、古物をこよなく愛する日々を送っています。
www.archiveandstyle.com

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John R. Trujillo`s

2011.03.19


フイナムブログをご覧の皆様こんにちは☆
さて、今日から、また物の話をして参ります~☆

この3連休はうららかな春の陽光ふりそそぐ感じでスタートしましたね♪
久しぶりにベランダで、鉢の植え替えや、
新しい花や野菜やハーブ類を植えたり、
朝の出勤前に土いじりをしました♪
青々とした草花の新芽や若葉を見ているだけで、ちょっと元気をもらえます。
花はラナンキュラスやベロニカを植えましたが、春の花でも、
この辺りの野の花風な草花が好きです。

バラやユリなども、香りは好きですが、
「わたしは花よ!!」って主張している感じがどうも、苦手です。(笑)


さて、今日ご紹介するのは、
今までも何度かチマヨの織物はご紹介していますが、
そのチマヨ織りの伝統ブランドのひとつである、
John R. Trujillo`s(ジョン・トルフィリオ)のチマヨジャケットです。


チマヨ織りのブランドと言えば、日本では、何と言っても、
Ortega`s(オルテガ)が一番有名でしょうか?
しかし、
このJohn R. Trujillo`s(ジョン・トルフィリオ)も、
なかなかどうして、
Ortega`s(オルテガ)に負けず劣らず、
歴史も技術もあるブランドで、
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1900年頃には、
オルテガとともに、
この土地の最大特産物にまで、
チマヨ織りを成長させたパイオニア・ブランドなのです。


もともとCHIMAYO(チマヨ)とは、
アメリカ中西部のニューメキシコ州サンタフェの北東38Kmにある
人口3000人弱小さな村の名称で、
その村で織られているウール製の織物のことをチマヨ織りと呼びます。
この辺りの地域のアメリカ南西部で織物自体が始まったのは、
AC800年ごろと言われていて、
この土地に住んでいたプエブロ族が織った綿製の織物が遺跡から発掘され、
織物の歴史がその当時からあったことを物語っています。


その後、
プエブロ族はスペイン人の侵略にあい、彼らの持ってきた
毛の長いチュロという、
羊毛を使って織物を織る事を強いられ、
それが、1世紀以上の時を経て、尚チマヨ織りとして、
現代に続く伝統となっているのです。

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現在、CHIMAYO(チマヨ)には、
Ortega`s(オルテガ)と、
John R. Trujillo`s(ジョン・トルフィリオ)
それから、
Centinela(センチネラ)の3つの有名な工房があります。


まずは、日本でも有名なOrtega`s(オルテガ)
こちらは、
17世紀後半~18世紀前半にかけて、
ニュースペイン(今のメキシコ)から北上してリオグランデ(現在のチマヨ)へやってきた、スペイン系開拓者たちの中に居たひとりの若者が、
ガブリエル・オルテガといいました。
彼から数えて5代目にあたるニカシオ夫婦が、
チマヨで雑貨店を1918年に開きます。
これが、現在に続く、Ortega`s(オルテガ)ブランドの始まりとされています。

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また、Centinela(センチネラ)は、
このOrtega`s(オルテガ)ファミリーから分かれた工房で、
とくに、リオグランデスタイルの小物が得意とされている工房です。

John R. Trujillo`s(ジョン・トルフィリオ)の創業者は、
人間国宝にもなったJohn R. Trujillo`s(ジョン・トルフィリオ)その人で、
Ortega`s(オルテガ)とは、又違った、
繊細な細かく独特な模様と、銀のコンチョボタンに特徴があり、
世界最高峰とまで言われる技術に定評があります。


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生産効率を考えて、量産型の生産も多いチマヨ織りの中で、
John R. Trujillo`s(ジョン・トルフィリオ)の製品は、
未だに手織りで作られています。
先代の人間国宝だったJohn R. Trujillo`s(ジョン・トルフィリオ)も、
亡くなり、現在では、その息子のカルロス・トルフィリオと、
少数の名職人が完全にハンドメイドで作っているのですが、
このブランドは徹底した品質の高さを維持するために、
工房外の職人は一切使わず、
長年自社の工房で働く職人だけで生産しているため、
他の銘柄よりも数も少なく、市場に出てきにくいといいます。

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創業者自身が製造した製品のタグには、
手描きのサインが刻まれているそうですが、
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こちらのタグには、手描きのサインは無いので、
このジャケットは、
John R. Trujillo`s(ジョン・トルフィリオ)ファミリーの製造に寄るものと、
推定できます。


季節は春へと向かっていますが、
なかなか出会えないネイティヴ・ジャケット出会いたい方、いかがでしょうか?

さてここから以下は、
こちらも通常とおりのわたくしの日常です♪

家でひっそり自粛して居るより、
街へ出て経済発展に貢献しようと、花や食器やアンティークのランプなど♪
めげずに再度行きつけの骨董屋にて購入しておりました♪
こんなご時勢なんでAntiquesは売れないそうで、
お店のオーナーさんすごく喜んでくれました♪
こんな時だからこそ、ですね、沈まず、活力的に動きたいなと思います☆


以下、毎度の服装です♪
ざざざっとUPします☆


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60年代のREDWINGのPULL ONブーツお気に入りです♪スペア用がほしいです。

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左目めばちこになりました。でも、写真は撮っております。遠近感が取りづらいです。

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DSCF2787.JPGせつ君のレザースニーカー

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DSCF2831.JPGNIKE

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髪を2トーンにしました。
パルティの1番人気色ってのと、ビューティーラボのカシスでやったよ。と言ったら、
ええ?自分でやってるんすか?と言われましたが、
1カラーや2トーンは簡単なのでいつも自分でカラーリングしています。
だって1200円ぐらいで済むし、思った通りに近い色になるし、何より時間がかからないです☆

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たまにお隣やそのまたお隣(猫がいる)のベランダに脱走するむぎ。

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運動神経はめちゃくちゃいいのです。

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呼ぶと必ず帰ってくるとこだけは可愛いのです。

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対するごまは手すりを歩けるほどの運動神経がありまっせん(笑)

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こうして柵から顔出して~っと、

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んで、お隣のパラボラアンテナに脚をかけて、

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お隣のベランダで遊んだりしております。(お隣さんも猫すきでよかった。。。)

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むっちゃんはコンクリのとこも平気でとことこ歩くのです。

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ごまはどちらかというと、日向ぼっこ専門。

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それでは皆様また☆

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