That Way About Things
ハラダユウコ
Archive&Style Shop Press
1971年2月東京生まれ。アメリカ、ヨーロッパを中心に幅広いジャンルと年代からバイイングされたUSEDやデッドストックを扱う古着屋「アーカイブ&スタイル」のショッププレスとして、古物をこよなく愛する日々を送っています。
www.archiveandstyle.com
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S.F &N.Y World`s Fair
2011.03.08
三寒四温な日々が続いておりますが、皆様体調崩していませんか?
ハラダは先月40歳を迎えてから、健康により気を遣うようになったので、
体調は良い感じ~に上がっているんですが、
なんか!なんか!ぎゃお~~!!なんですけど!
今年はとうとうとうとう、
あの国民病といってももはや過言ではないのではないか?とゆ~、
ごっついポピュラーな「花粉症」とやらに。。。自分もなったっぽいです。。。。。うう。。。
目が~目がね~ものすんごぉく痒いですぅ。。。。う~~~~
これ5月まで続くんですか???ぐぉ~~~ですね。。。
明日にでも眼科へレッツラゴンですよ~
「花粉症」の皆様、お互い辛いですが←といっても、今年初めてしったこの辛さ。。。
ぐわんばりましょう~
ハラダは花粉症でも花見もやりますよ~♪
外で桜を眺めながらみんなと呑む!あんな愉しいこと諦められないんで!!
さて、今日は素敵なシルク・スカーフのご紹介ですよ~ん☆
まず、こちらから、
写真はですね、1939年と1940年に開催された
ニューヨーク万国博覧会の記念・シルク・スカーフです♪
この博覧会はニューヨークのフラッシング・メドウズ・パークで開催された
国際博覧会で、アメリカの経済発展を促す意味で、
ジョージ・ワシントンの大統領就任150周年を記念して、
開催されました。
パビリオンなど、綺麗に描かれているデザインが秀逸です。
カラーリングも濃紺に赤やイエローなど、美しい配色です。
テーマは「明日の世界の建設と平和」。
なお、会期中の1939年9月1日にドイツがポーランドに侵攻したことで、
イギリスやフランスがドイツに、
宣戦布告し、第二次世界大戦が始まるなど、
「平和」という言葉を冠したテーマに反した国際状況下での開催となっってしまいました。
ちなみに、ドイツは博覧会には参加していなかったといいます。
以下
同じくNew York World`s Fairのデザイン違いの物です。
こちらは人が触れ合う様子がたくさん描かれていて、
communicationという文字もデザインされているので、
より博覧会のテーマを盛り込んでいる印象です。
それから、一般に、New York World`s Fairよりも、
グッズが見つかりにくい、
SanFancisco World`s Fairのモノもこちらはデッドではありませんが、
デザイン違いで2点アップします☆
ニューヨーク万国博覧会と同じ、
1939年と1940年に開催された、
サンフランシスコ国際博覧会は、
正式名称をSan Francisco Golden Gate International World`s Fairと、
いいまして、
その頃、新しく建設された2つの橋の完成を祝う意味も盛り込まれた博覧会でした。
ひとつは、1936年に完成した、
サンフランシスコとオークランドを結ぶ、ベイ・ブリッジで、
もう一つは1937年に完成した、
「金門橋」の和名でも有名な、
Golden Gate (ゴールデン・ゲート)ブリッジです。
デザインには、テーマのメインでもある橋が沢山描かれています。
サンフランシスコ国際博覧会の会場は、専用にベイエリアに作られた人工の島で、
通称「宝島」と呼ばれました。
博覧会後は、先にも書いた様に、
戦争時に突入していったこともあり、米軍の海軍専用基地として、
1941年から1997年まで使用されたそうです。
また、2つの橋を祝す以外に、
サンフランシスコ国際博覧会の大きなテーマとして、
貿易や旅行などを通して世界中の人々が広く行き来し、
人々のつながりも文化も互いのビジネスも相互理解も、広がって行くという思いを込めて、
太平洋に面しているサンフランシスコが戸口として役割を果たし、
ともに発展していくことが掲げられました。
そのテーマに沿って、会場には、
「The Tower Of The Sun」と名づけられた、
タワーと、高さ80フィートもある、「Pacifica」(パシフィカ)という、
太平洋の海の女神像が建立されたそうです。
その2つのタワーや像、または、
人々の往来を助ける、車や船、飛行機といった乗り物が、
おおく描かれているのがわかります。
こちらも訪れている人の様子まで、リアルに描写されております♪
4枚を鏡の前に並べて撮ってみました♪
もうこれは、絵画の様。。。アートですね☆
こうしたワールド・フェアの記念スカーフは当時の会場内で、
記念のお土産として売られていたものでしょうが、
今回ご紹介した以外にも、色違いが多色存在するそうです。
服とは違ってこういった、いわゆるスモール・ウェア物にも、
惹かれる物が、沢山、沢山、ありますね。
当時は決して高価ではなかったであろうこれらの物も、
今、70年近いときを経て見ると、本当に素晴らしい出来栄えで、
ドキドキします。
私事ですが、
40代になって、今まで自分が集めてきた服や小物たちを眺めながら、
これから先の人生は、自分が本当にドキドキ感動できる物だけ、
それだけを持っていれば、それで充分だなぁ~なんて思います。
なんとなく持っておこうかな?とか、いつか役立つかも知れないしね、とか、
きっとやっぱり、
必要ないのだよなぁ~と感じてきました。
では、皆様、また、そろそろ暖かくなってほしいなぁ~と思っていますが、
花粉症って暖かくなるともっと強烈なのでしょうか???←びびってます。。。
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