That Way About Things
ハラダユウコ
Archive&Style Shop Press
1971年2月東京生まれ。アメリカ、ヨーロッパを中心に幅広いジャンルと年代からバイイングされたUSEDやデッドストックを扱う古着屋「アーカイブ&スタイル」のショッププレスとして、古物をこよなく愛する日々を送っています。
www.archiveandstyle.com
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The Who Bandanna
2012.04.19
皆様こんにちは☆
久々にブログ書きます。ハラダです。
今日はわたしの大好きな、
イギリスを代表するロックバンドのバンダナのご紹介です~♪
ザ・フー(The Who)のバンダナですが、
「Farewell Tour」(さようなら、ごきげんよう~)とうたっている様に、
1983年に解散したザ・フーが、
解散前年の1982年に行った解散ツアーの時のバンダナです。
因みに、このフェアウェルツアーと題してアメリカを回った解散ツアー。
前座は、なんと、ロンドンコーリング♪な、クラッシュ。
当時はクラッシュとしても初めてとなるスタジアムクラスでのライブツアーとなったので、
かなりの話題だったみたいです。
さて本題のバンドですが、
ザ・フー(The Who)といえば、
イギリスのパンクロックの神様と言われ、
フェイセズと並び、元祖モッズとも呼ばれたライブバンド☆
演奏は初期から大音量で、ヴォーカルはマイクを振り回し、
ギターは縦横無尽に飛び跳ね、ステージ終盤には、ギターやドラム、
機材などをステージ上で破壊しまくる暴力的なアクションでも有名ですね♪
1965年、デビュー当時のメンバーは、
マイクを振り回す派手なアクションでも有名な、
ボーカル担当の ロジャー・ダルトリー 。
ザ・フーのほとんどの曲の作詞作曲を担当し、
サウンド・クリエイターとしても、
腕をぐるぐる振り回してコードを弾いた風車弾きでも、有名な、
ギターの ピート・タウンゼント。
いくつかの優れた楽曲をバンドへ提供し、
他の3人の派手なアクションをよそに、
黙々とプレイし、バンドの動きに大きなコントラストをつけた。
ベースの ジョン・エントウィッスル 。
そして、ハラダの大好きな☆ドラマー♪
全身を投げ出すようにめちゃめちゃにドラムを叩きまくるその破天荒なプレイスタイルで、
デビュー当初から評判だった。
キース・ムーン 。
↑(キースムーンの破天荒ぶりは有名だと思いますが、
正式なデビューの前年である、1964年。ハイ・ナンバーズと言うバンド名で、
デビューしたザ・フー。
当時のドラマー、ダグ・サンデンより上手くドラムを叩いてみせる!とステージに酔った勢いで乱入してきたのが、
キース・ムーンなんですよね♪)
と言っても、
この解散ツアーの頃には、
キース・ムーンはアルコール依存症を治す為に飲んでいた、
薬の過剰摂取事故で、もうすでに亡くなっていたので、
(ちなみに命日は1978年9月7日)
ドラムスは 、 キース・ムーン亡き後に、
1979年に加入した
元Facesのケニー・ジョーンズ。
ザ・フー(The Who)は、
後のセックスピストルズなどにも影響を与えた、
破壊的、暴力的で派手なアクションが注目されがちでしたが、
リードベースと言われるジョン・エントウィッスルの高度なテクニック。
全編フィルインとも言える、
手数の多い津波のようなキース・ムーンのドラミング。
リズムギターとリードギターを合体させたパワー・コードといわれる奏法で、
独自のスタイルを確立したピート・タウンゼントのギタープレイ。
繊細さと力強さの振幅の激しい楽曲に、
ややハスキーな声質を生かした独自の歌い方を確立したロジャー・ダルトリーのボーカル。
この4人の確かな個々の能力の高さにによって、
ライブバンドとしての名声を獲得したといえます。
ザ・フーの歴史をざっと説明すると、
デビュー年の1965年に、
「マイ・ジェネレイション」がヒット、
1969年発表の『ロック・オペラ"トミー"』で世界的な評価を得て、
このアルバムは一枚がトータルコンセプトで作られ、
ロック・オペラというジャンルを確立させました☆
また、何度も書きますが、
ライヴ・パフォーマンスでも話題が大きくて、
1967年の<モンタレー・ポップ・フェスティバル>、
1969年の<ウッドストック・フェスティバル>での、
楽器を壊して暴れまくるパフォーマンスで世界のロックファンの度肝を抜きました☆
こうして60年代が生んだ偉大なロックバンドの1つであり、
英国四大ロックバンドの1つとして、名を馳せているわけです。
ちなみに英国四大ロックバンドとは、
いわずもがな。。のビートルズ、
ローリング・スト-ンズ、
ザ・フー、
キンクス
でありますよん☆
1982年に17年間のバンドの歴史に解散をもって、
幕を閉じたザ・フー(The Who)ですが、
その後1985年のライブ・エイドや、
1989年のシルバー・アニヴァーサリー・ツアー、
1996年のQuadrophenia再演ツアーなどでたびたび再結成を行っています。
しかし、
長~~~~い間、一度も来日経験が無く、
「未来日の最後の大物」なんて呼ばれていましたね。
(一説によると、ピートの飛行機嫌いが障害となって長年、実現しなかったとも言われている来日公演。
それを克服したかどうかは定かではないですが。。。)
先にも触れました様に、
1978年のドラマーのキース・ムーンが、
そして2002年にはベーシストのジョン・エントウィッスルが亡くなり、
オリジナルメンバーはロジャー・ダルトリーとピート・タウンゼント
の2人でしたが、
2004年に横浜国際総合競技場で行なわれた野外大イベント
<THE ROCK ODYSSEY>で初来日を果たしましたね。
その4年後まだ記憶にも新しい2008年に、
日本での単独初公演を横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナ、日本武道館
などのビッグキャパな箱で行っていますね♪
このブログを読んでくださっている方の中にも、
このライヴには足を運んだよ~って言う方が多いのじゃないでしょうか?
そして、今年、と言うか、もう来週、
ロジャー・ダルトリーが、
単独来日ツアーで日本に来ますね☆
ツアー・メンバーにはピート・タウンゼントの実弟である
サイモン・タウンゼントがギターで名を連ねているみたいです♪
ザ・フー(The Who)のファンの皆様、
このバンダナ如何でしょう?
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