Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Black or White?
2010.12.16
極端な出来事によってこそ、人の本質が見えてくる事ってありますよね。
普段は温厚でいい人なのに、いざとなってみると激昂型でとりつく島もなかったり。その逆に普段は取っつきにくかった人が、いざという場面でとても親身になってくれたり。
ちょうど街中で初老の紳士がぶつかってきた時にはひと言も詫びずに立ち去ったかと思えば、一見チャラチャラした10代の子がひと言「すみません」とキチッと言えたりするのと同じように、その外見からは計り知ることの出来ない物事や人の本質にハッとさせられる事がここ最近増えてきた気がします。
「白いリボン」
ありふれた日常と異なる印象を持たせるという意味ではモノクロが効果的なのかもしれませんが、個人的には「ヴィレッジ」の焼き直しにしか感じなかった作品。
たまたま事前に見聞きした評価ほどでもなかった気がしました。
☆☆☆☆☆
とは言うものの、一昔前の...という事ではなく、今現在の我々の中に潜む狂気に焦点をあてていると言う点では派手ではないものの、後から尾を引いてくるのも事実。単に舞台になった集団や国民性で片付けるのではなく、人類として過去現在そして未来に至っても抱え続けるであろう問題なのかも知れません。
良い悪いではなく、好き嫌いがハッキリと出る作品ではないでしょうか。


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