Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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あなたはVISIONAIREを知っていますか? <33>
2011.06.14
アメリカのフィギュア・メーカーKID ROBOTと20人のファッション・デザイナーとのコラボレーションによって実現したVISIONAIRE No.44 「TOYS」とNo.45 の「MORE TOYS」。そして10人のアーティストが参加したNo.50「ARTIST TOYS」。
当時はVISIONAIREが文字通りオモチャを作ったとかフィギュアを出した...なんて揶揄されたものですが、毎回装丁やフォーマットが違うという観点から言えば、単に10ページで構成された号に採用されたのが白いプラスティック製の人形型のページというだけ。
だから...という訳ではないのですが、デザイナー達に制作の幅を広げる意図であえて頭と胴体を離さないデザイン(ここが頭という概念を与えないよう)にしたのです。そして、50号の「ARTIST TOYS」はそれらのペットという設定だったのです。
なんて、今日はそんな取扱い商品の解説をしたかったのではなく、実はこれらの遥か前、今から12年前の1999年12月22日にSOHOにあるVISIONAIRE GALLERYで開催されたエキシビションを振り返ってみたいと思います。
その名も「VISIONAIRE TOYS」!
実はこれチャリティー目的で開催されたイベントで、CHANEL, FENDI, HERMES, LOUIS VUITTON, MISSONI, VICTOR & ROLF そして YVES SAINT LAURENT といった蒼々たるメゾンが集結し、一点物のおもちゃを出品するというもの。
ちなみに写真の上から今は亡きJean-Louis Dumas-Hermesによるケリーバックを使った木馬で、10,000ドルから。その下はCHANELの双子用のバギーで同じく10,000ドルから。お継ぎはMISSONIによるテディーベアは3タイプあり、それぞれ5,000ドル。そして個人的に一番気になっていたのがVUITTONのモノグラムとナチユラルレザーが施されたモーターボートの模型で、これまた5,000ドルからと実に魅力的というか、VISIONAIREらしいアイテムだと思いませんか!?
この他にもFENDIのミンクをパッチワークしたキリンのぬいぐるみ(実は初めてオフィスを構えた時だったのでスティーヴンがお祝いに...って事でくれる予定だったのですが、あまりに高額な送料と関税に打ちのめされ断念した経緯アリ)があったりと、クリスマスにピッタリな、とても楽しいイベントだったのは言うまでもありません。
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