Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Are you going to West?
2012.02.10
皆さんは「ゲイ」って聞くとどういう反応なんですかね?
自分の場合は職業柄もあるでしょうが、な〜んとも思わない。
実際自分の海外にいる友人の9割以上がそうですし、単に性別の一つ...もしくはそれすらも考えていないのかなと。それって何で俺が男なの?っていう疑問と変わらないわけで「生まれた時からホモはホモ」って今では2丁目で3軒のお店を営む中学からの同級生が言っていた通りだと思うのですが、ホントそれだけの事。
でも、広く一般的にはどうなんでしょうね。
今やテレビを付ければおネエ系(?)のタレントさんたちが目まぐるしく出まくっていますが、ああいうイメージなんですかね?それとももっとドロドロしたイメージ?もちろん全く受け付けないって人も沢山いるでしょうし、別にそれでも構わないと思うんですよね。男だろうと何だろうと国籍含めて理想は別としても世界中の人が仲良くするなんて絶対にムリなんですから。同じマンション内でも仲良くできないにのに何で国単位で考えちゃうのかなっていつも思いますもん。
その人が嫌いなのはその人個人に問題があるわけで、国籍が理由じゃないでしょ?男だろうと女だろうとゲイだろうとイヤなやつはそいつがイヤなやつってだけの事。もちろん逆も同じ。
ただ実際には広く一般的に直接交流する機会が少ない分、誤って認識して(されて)いる事だって多々あるでしょう。でもそれだって「男って本当に単純よね」なんて女性に言われるのと同じで、実は男もそんなに単純じゃなかったりするわけで、古来から二つしかないとされる性別ですらそうなんだからそりゃ仕方ない。
でもこの仕事をしていく上で、単純に自分もそういう要素があるのかなとNYに移りたての頃に訊ねてみた所、みな異口同音に「Fumiakiはゲイではなくフェミニンなだけ」と言われ妙に納得したのを覚えていますし、それはとても有り難い称号だと思っています。てか、じゃなきゃこの仕事してなよなと(笑)。
「人生はビギナーズ」
奇しくも自分の父親は今年で78歳。クリストファー・プラマー扮するカミングアウトをした父親とさほど変わらない訳で、ふと「うちのオヤジがカミングアウトしたらどう思うかな?」なんて考えながら観ていたのですが、やっぱり何とも思わないかなと。
むしろ何で今まで言わなかったんだとからかって終わってしまう気がします。そして前述の中学からの友達が経営しているバーに連れてっていってあげる事でしょう。うん、絶対そうするな(笑)。
★★★★★
彼の演技もチャーミングで観ているこっちが幸せになってきた程でしたし、その父親と母親を持ったユアン・マクレガーが彼らからの遺伝であったり家庭環境、息子を思う思いを受け継いだ様をとてもやさしく演じているのが印象的でした。
受け入れる事、理解する事、愛する事、許す事、支える事、やり直す事。年齢や国籍や性別なんて関係ない。七転八倒、七転び八起き、人生ってそうだよね、そういう事なんだよねって思わず納得出来るはずだし、そうであるべきだと僕は思いました。そして、とにかくタイトルの出し方が最高に可愛くてグッと来る事間違い無し。
よく晴れた日曜日、公園で本を読んだ後なんかにピッタリの作品。
メラニー・ロラン。
もう本当にナスターシャの再来!たまに出てくるフランス語が超カワイイ過ぎて困ります(笑)!イングローリアス・バスターズなんかよりもこういう方が断然良い!
あ、文中何度か出てくる友達のお店ですが、昨年末に放映された「出没!アド街ック天国」の2丁目特集でも取り上げられた、そうでない方や女の子もOKな明朗会計で良心的なショットバー。僕も何度かお邪魔してますがとてもハッピーで楽しいお店ですので近くに行った際には是非!
新宿区新宿2丁目10-7 TOMビル2F
03-3353-2466
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