渋谷の母。 - カッキー＆翼（柿本陽平）

昼。


いつものように渋谷の公園通りを上り
キャロットの扉を開け「こんにちは」と挨拶をし、弁当を選んで。


そこには渋谷の母がいる。


「髪切ったね」とか「今日の夜は何食べるの？」とか他愛もない会話かもしれないが
週４ペースで通う自分にとっては
休息を感じられる大事な日常の一部だったりする。


今日のお昼はいつもの野菜ジュースに初の釜飯弁当をチョイスしたのだが
おかずは唐揚げに焼肉、さば、おでん、卵焼きと実にボリューミー。
渋谷の真ん中で手作り弁当を食べれるのはほんとありがたいし、これで６３０円は満足。

が、
実はアップしたのはそういう事でもなくて。


お会計の時に気付いたのだが
うっかりお金を忘れてしまった時のこと。


「すみませんやっちゃいました、お金忘れてすぐ戻るので弁当置いといて下さい」
そう言うと


「お腹すいてるでしょ、次くる時でいいよ」
って言ってくれる。


横にいた渋谷の父も
「どうせまた来てくれるでしょ、大丈夫」
って。


実家の九州の田舎ならふつうにありそうな話かもしれないが
ここは渋谷だと思うとなんかすごい嬉しかった。


ちょっとしたいいはなシーサー。
明日も行きます。