California Love
小嶋享
County Line Showroom代表
元フリーライター、現在「County Line」ショールームの管理人。19年ぶりの日本に戸惑いながら、恵比寿にアメリカンスタイルのショールームをスタート。毎年2月にカリフォルニアで開催されるヴィンテージファッション・イベント「Inspiration」のメディアディレクターも兼務。
www.countyline.jp
inspirationla.com
最強打者とは?
2013.09.06
メジャーリーグでは3番打者最強説が根強い。どの球団も最強打者を3番に据えるのがメジャーのやり方だ。昨年の三冠王ミゲル・カブレラしかり、アルバート・プホルスしかり、チームの顔はみんな3番バッター。新庄選手がメッツ在籍時に「マイク・ピアザを押しのけて4番に座った!」と日本で報道されていたが、ピアザはずーーっと3番打者。ドジャース時代もメッツ時代も3番に座っていた。ちゃんと報道しやがれ。メジャーは日本よりも試合数が多いので(年間162試合)、3番打者と4番打者で年間打席数が50以上違ってくる。4番よりも打席数が多い3番に最強バッターを据えることはファンサービスの観点から見ても理にかなっている。
一方、日本プロ野球界では4番バッター最強説が根強い。3番がチャンスを広げ、4番が走者を一掃する。勝負強くて長打力のあるバッターが4番に座るのが日本流だ。
3番と4番、はたしてどちらが最強打者か?
......話しが大きく逸れた。本題はバッグの話しだった。
わがHERITAGE LEATHER CO.の最強バッターをご紹介します。
MASON BAG(メイソンバッグ)
メイソンバッグとは、アメリカでは一般的なツールバッグ。職人が道具入れとして活用していて、ハンディーマンバッグ、メディスンバッグ、ドクターバッグなどと呼称も様々。元々はレンガ職人(石工=メイソン)がレンガや石を運ぶために使用していたため、正式名称はメイソンバッグ。アルミフレーム入りの大開口が特徴だ。ヘリテージレザーでは、この道具入れとして親しまれているメイソンバッグに改良を重ね、タウンユースできるバッグとして提案している。
なぜ、メイソンバッグを最強と呼ぶのか(いや、呼びたいのか)? 理由は3つ。
理由①: ヘリテージレザーの顔だから。
このメイソンバッグはそんじょそこらで作れるバッグではない。特にアメリカ製となると工場は限られてくる。ヘリテージレザーの工場長はメイソンバッグを作り続けて40年。キャリアが違います。メイソンバッグを知り尽くしたジェネラルマネージャーなのです。
理由②: 使い勝手が良いから。
アルミフレームが入ったがま口タイプのバッグは容量も多く、荷物の収納に便利。ガバっと開けて、ガシっとしめるだけ。ストラップ部分はギボシ仕様なので、片手で簡単にON/OFFができます。
理由③: HOTだから。
母国アメリカではこのメイソンバッグがファッションマーケットで爆発的に売れている。ヘリテージレザーの工場長が不機嫌になるほど、生産が追いついていない。そして、その流れが日本にもジワジワきている。
走攻守三拍子そろった好選手。3番も4番も打てる。それがメイソンバッグだ。
走=脚が速い=足が早い=入荷してもすぐ売れる。
ヘリテージレザーのメイソンバッグが日本デビューして以来、シーズン問わず、コンスタントに安打を積み重ねる孝行息子です。目指せ年間263本安打。
攻=打つ=打点を稼ぐ=単価が良い。
オールキャンバスのメイソンバッグの小売価格は19800円(税別)。決して安くはないが、長打力がある。デフレ地獄の日本経済において、2万円前後の商品がコンスタントに動くのは小売店にとっても嬉しい(はず)。目指せOPS1.000超え。
守=守り=ディフェンス=耐久性が良い
ボディは18オンスのコットンキャンバス。底はキャンバスを二重にして、さらにメタルフィートを装備。ハンドルには職人の腰袋にも使われるタフなサドルレザーを使用。とっても頑丈です。鉄人衣笠ばりに働きます。
今回リリースする新色メイソンバッグに勝手に命名しました。独りよがりですいません。
カンセコ(Olive x Yellow)
マグワイヤ (Red x Yellow)
リプケン (Brown x Orange)
ストロベリー(L.Blue x Orange)
ジョンソン(Black x Red)
ライアン(Navy x Red)
ピッチャーも混じっていますが、そこはご愛敬ということで。
COUNTY LINE 03-6809-0457
PS. キューバブログ、まだ続きます。