California Love
小嶋享
County Line Showroom代表
元フリーライター、現在「County Line」ショールームの管理人。19年ぶりの日本に戸惑いながら、恵比寿にアメリカンスタイルのショールームをスタート。毎年2月にカリフォルニアで開催されるヴィンテージファッション・イベント「Inspiration」のメディアディレクターも兼務。
www.countyline.jp
inspirationla.com
Jump Over the Blues
2013.11.21
2年前は茶碗おぢさん&MR.Tと3人旅。しかし、今回はアローン旅。
なぜなら、茶碗おぢさんはSF出張中。Mr.Tはビバリーヒルズに移住。旅のお供はJ-WAVEと缶コーヒー。土砂降りの雨の中、往復450km日帰り弾丸ツアーが始まった。
3時間後。無事に郡山に到着。雨は上がったが、気温は10℃。さすがに冷える。でも、リニューアルオープンした店構えをみて、寒さは3秒で吹っ飛んだ。
第一印象。とんでもなく大きい。ちょっとした市民体育館よりも大きい。24mm広角レンズに全貌が収まりきらない。それくらい大きい。店が大きすぎて、自分が小さくなったようにすら感じる。例えるなら、小錦と対峙した舞の海ような心境(たぶん)。グルコサミン飲んでくれば良かった。こんなスケール感の建物が同じ区画内に5棟もある。とてもじゃないが、一日じゃ回りきれない。
店内に足を踏み入れて、またビックリ。広すぎる。旧館の大きさもかなりのものだったが、新館の開放感はそれを上回る。俺が渡辺篤志の『たてもの探訪』のTVディレクターなら、3時間特番を作れる。それくらい見所満彩の建物&内装。豪華絢爛。子供を連れてきたら確実に迷子になるな。
あっちにも。
こっちにも。
人人人。物物物。
新しいショップロゴ(裏側から)。
HERITAGE LEATHER CO.のバッグ達を発見。対面はKING-O-WEARコーナー。
お隣には、STANDARD CALIFORNIAもたくさん並んでいた。
雰囲気のあるウインドウ・ディスプレイ。
什器やハンガーにもとことんこだわる。
週末ということもあって、他県ナンバーの車もたくさん駐車場に停まっていた。これだけの商品を一度に見れるセレクトショップってなかなかない。そりゃ、財布の紐も緩みます。JUMP OVER THE BLUESを意訳すると、不況をぶっ飛ばせ、そんな解釈もできます。一見の価値ありです。
あなたも、「弾丸日帰郡山高速道路往復滑走六時間滞在三時間計九時間一人旅往路昼飯高速道路側道拉麺復路夜飯高速道路側道炒飯」をご体験ください。行き着く先にはWONDERLANDが待っています。