トークのイチロー就活日誌
草彅洋平(東京ピストル)
株式会社東京ピストル代表取締役
1976年東京生まれ。あらゆるネタに対応、きわめて高い打率で人の会話に出塁することからついたあだ名は「トークのイチロー」。インテリア会社である株式会社イデー退社後、2006年株式会社東京ピストルを設立。ブランディングからプロモーション、紙からWEB媒体まで幅広く手がけるクリエイティブカンパニーの代表として、広告から書籍まで幅広く企画立案等を手がける次世代型編集者として活躍中。
www.tokyopistol.com/
NEW LAND
2012.07.11
先週末(7月8日)に埼玉県熊谷市にOPENしたNEW LAND(ニューランド)に出かけてきたのでレポートいたします。
関越自動車道で東京から1時間。意外と近くてビックリです。

NEWLANDは、熊谷市・江南中央にオープンする複合商業施設。
クリエイティブとは表層的なデザインではなく生き様なのだと改めて思い知りました。
関越自動車道で東京から1時間。意外と近くてビックリです。

NEWLANDは、熊谷市・江南中央にオープンする複合商業施設。
かつては自動車学校として使われていた広大な2400坪の敷地内には、ワークショップやレクチャーを行う「SCHOOL」棟のほか個性豊かなショップや飲食店の入る「SHOP」棟、インテリアショップ、ドッグランスペース、ギャラリーなどが立ち並びます。
デザインは山本和豊、林洋介、二俣公一、トラフ建築設計事務所といった、錚々たるメンツ。
この商業スペースは一人の男の情熱によって生まれました。
ズタボロになりながらもレッドブルを飲み続け実現したという新世界。
「まだまだやることがたくさんあるよ...」とすっかりやつれている和くんは、訪れる方々の挨拶に忙しそうに駆け回っていました。
実は昨年地震の後に和くんから「広い場所を見つけた。なにかやろうと思っている」といった話は聞いていました。
僕はふむふむと適当なアイデア出しなどをしたわけです。
それがこのようなアイデア、形で実現するとは...
それがこのようなアイデア、形で実現するとは...
そして同世代で、大会社でもない人間が、これだけの大きな博打を打つとは!
正直、その生き様に僕は感動すら覚えました。
昨今右も左も安定を求め、博打をしない世の中です。
そんな世界で大博打ができる人は最高にカッコイイ・クリエイティブドリーマーだと思います。
そんな世界で大博打ができる人は最高にカッコイイ・クリエイティブドリーマーだと思います。
彼のような人こそ全力で応援すべきでしょう。
NEW LANDには野外の出店スペースや...
コンサート会場、スクール施設に宿泊所、地産の野菜などの販売スペース、ユトレヒトの江口宏志さんが手がける古本屋「声」、プロダクト展示販売スペースなどがありました。
地方都市らしからぬクールなお店が立ち並んでいます。
地方から発信する複合商業施設。
僕はいま東京で何かするのであれば、地方で低予算で広い場所を使って新しいことをする方が、もっと可能性があるのではないか、とかねがね考えていましたが、まさに和くんは実現したわけです。
「思っている」のと「やってみる」のでは全然レベルが違います。
実際にたくさんの地元の方々が訪れているのを見て、非常に新しい可能性を感じました。
今後の益々の発展と成功を祈りたいと思います。
クリエイティブ関係のみなさんは、一度見に行くと良い刺激を受けること間違いありません。
クリエイティブとは表層的なデザインではなく生き様なのだと改めて思い知りました。