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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2008.10.31

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スポーツあとの足をリラックスさせてくれる。そんなアフタースポーツ用シューズといえば2000年に登場したエア プレストが有名だったけど、今年登場したエア リジュビネイトは、そのポジションを見事に受け継いだという印象だった。そんな人気モデルを遅ればせながら履いてみました。アッパーは果物の保護ネットをモチーフにしたというサーモプラスティックウレタン製。足をそっと包むようで、内側へのテンションはほとんどなく、確かにシューズ内部の力をそのまま外部に逃がすような構造。激しいスポーツのあとに、足を休ませるのにはちょうどいいと思うし、普段履きにも最適かな。ただしこれで運動をするとなったら話は別。力が全部逃げてしまうので、走ったりはしにくい。信号が点滅してるときに猛ダッシュかましたけど、走りにくかったなぁ。いい歳なんだから走ってる場合じゃないんだけどね。そんなシューズを履いてでかけたのは先週の土曜日がJACKSON MATISSEの友人向け展示会。Blogの告知を見て、アメカジは好きで、興味深々だったので、面識がないのに伺ってみました。それぞれのアイテムを見た感想は、「こだわりが凄いなぁ」ということ。特に気に入ったイエローのTシャツがあったんだけど、アパレルというより作品といったほうがいいような仕上がり。着古し感を超えた時代感みたいなものが表現されてるんですよ。中古加工はどこでもやってるけど明確な目的を持ってやってるブランドは少ない。そんななか、このブランドは着地点がはっきりしてる。自分たちがカッコイイと思うものを作ってるんだと思う。そんなアイテム群をクリエイトする横田さん、渡邊さん、藤原さん、尊敬します。展示会にはBUDDYの望月さんを始めとしたアメリカを愛する多くの人が来場してました。
今週の木曜日はナイキ スポーツウェアのメディア向け展示会へ。シューズもアパレルも魅力的なラインアップが揃っていました。シーズンを重ねるごとに完成度が増してますね。
演出も凝っていて、アメリカに行くとおなじみのブルーやレッドのゲータレードが用意されていたり、1mダッシュのゲームが置かれていたりと、来場者を飽きさせません。女性でヒールやブーツを履いていたり、男性でドレスシューズを履いてきた人のためにシューズが用意されていて、それがヴィンテージ加工のコルテッツ。エア リジュビネイトではダッシュしにくいので、履き替えたけど結果は0.73秒と平凡。タイミングが超難しい!左足のもも裏が今も痛い!クールポコじゃないけど、「やっちまったなぁ」って感じ。

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