今日のB級グルメ@アイエア - 履けばわかるさ、着てもわかるさ（南井正弘）

現在では日本の国民食といっても過言ではない存在となったラーメン。うどん、そば、焼きそば、きしめんとともに日本の麺文化を支えています。一方でハワイにおいて麺類といえばサイミン。ラーメンに似た麺料理で、ハワイではマクドナルドでも食べられます。オアフ島でサイミンといえば「Shiro's Saimin Haven」がなんといっても有名。場所はオックステールスープで有名な「Kapiolani Coffee Shop」やマラサダの「Leonard's Jr.」もテナントに入居するB級グルメの殿堂、「Waimaru Shopping center」にあります。この日はカムスワップミートに掘り出しものをチェックに行く前に、腹ごしらえにやってきて、野菜をのっけたワンタン麺、メニューNo.8をオーダーしました。実はサイミンを食べるのは15回以上もハワイに来てるのに初めてでして、期待半分、不安半分。登場したサイミンは巨大な洗面器のような食器になみなみと具や麺が入っていて、まずそのボリュームに圧倒されます。まだ朝の7時台なのに･･･。しかしながら醤油味のスープを飲み、腰のない麺をすすると、「これはこれでいける！」という感じで食が進みます。日本のラーメンとは全く別物ですね。スープの味といい、白菜が入っている点といい、愛知の実家で食べる雑煮の味を思い出しました。ここんちはサイミン以外のメニューも充実していて、アメリカンなブレックファーストを食べに来る人も少なくない。なのでコーヒーをオーダーしている人も多く、麺類とコーヒーという不思議な組み合わせが各テーブルで実現していました。そういう自分もコーヒーをオーダーしましたが。

それにしてもこのサイミン、ハワイの人にとっては特別な存在らしく、たまに無性に食べたくなるらしい。アメリカ本土に旅行したり、移住した人が「美味しいサイミンが食べたい！」というように。そんな点も日本人にとってのラーメンに似ていますね。

スパムや白菜etc.いろいろな具がのったボリュームたっぷりのサイミン。写真はレギュラーですが、普通の食欲だったらスモールサイズをオススメします。

あっという間に完食。コーヒーと麺類という不思議な組み合わせもここでは普通です。