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『Witness』(1985)

2010.01.19

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jedi_witness_movie.jpg『刑事ジョン・ブック-目撃者』Witness
監督:ピーター・ウィアー
主演:ハリソン・フォードケリー・マクギリスダニー・グローバールーカス・ハース
スターウォーズ-帝国の逆襲』(1980)『レイダース-失われた聖櫃(アーク)』(1981)『ブレードランナー』(1982)『スターウォーズ-ジェダイの帰還』(1983)『インディアナ・ジョーンズ-魔宮の伝説』(1984)...さすがにSFとアクションとヒーローものにはウンザリ気味の80年代前半のハリソン・フォードが選んだタイトルがこちら。原題は単に「目撃者」ですが、インディアナ・ジョーンズの例もあり、ハリソン主演でヒットもし、勝手にシリーズ化されるのではと配給会社が「刑事ジョン・ブック」を付け足したとか。

オーストラリア出身で当時も『ピクニックatハンギングロック』の評判が良かったピーター・ウィアーのハリウッド作品第1弾でした。独特の柔らかい光をとらえた風景美はここにも生かされています。

当時も劇場に観にいってお気に入りの一つ。今年初めに安かったので『2010』と一緒にDVDを買いました。ある殺人事件を偶然目撃してしまうアーミッシュの少年と彼を守ろうとひとり奮戦する都会の刑事(ハリソン)との運命的な出会い。冒頭の都会での空の見えない閉塞的な描き方とアーミッシュの地に逃れてからの魂を洗われるような美しい情景の対比も見事です。

今までの撃たれてもあたらないようなヒーロー役とは違い、脇腹に受けた銃弾の傷が癒えるまでなかばアーミッシュ達にかくまわれるあたりの描写、ショットガンをぶっぱなす追っ手に農業設備の数々を用いた頭脳戦で挑むラストの攻防戦などリアルで手に汗握る演出...。幕間のビックイベントでもある新婚夫婦の納屋を村総出で新築するシーンも村人の結束と様々な葛藤を描いて素敵です。(エキストラにヴィゴ・モーテンセンの若き姿も見えます)

17世紀のスイスで迫害されてアメリカに渡ったアーミッシュ、そして独系の言語を話す彼ら独特の言い回し「英国人に気をつけろ」の警句も忘れられませんね( ^ω^)

Comments: 2

イヴヲジもこの映画大好きです。

ケリー・マクギリスもよかった。

納屋で、カーラジオから流れる音楽で踊るとことか。

入浴シーン、とか。


ダニー・グローバーの悪役ぶり、どっかいい人出てない?


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